
菊池雄星、エンゼルスと3年97億円で契約合意 米報道…今季は9勝&防御率4.05 #菊池雄星 #BlueJays #TOTHECOREhttps://t.co/uAyu4DXlCj
— Full-Count MLB取材班 (@fullcountmlbc2) November 25, 2024
大谷選手が抜けてしまったロサンゼルス・エンゼルス。
選手2名に年俸が偏ってしまい、チームバランスが崩壊、、、
オーナーも贅沢税を超えた補強は絶対にしたくない方針ですからね…
大谷さんと仲良しの選手もまだいますし、現在のエンゼルスの情報確認という意味でもこの年俸ランキングや総年俸情報ご活用ください。
ポイント
- エンゼルスの24シーズン年俸総額はメジャー全体で8位でした
- 贅沢税の発生はありません。
- 24年の結果はア・リーグ西地区で最下位!プレーオフなんて夢のまた夢…
- 現在の年俸ランキング ベスト3は、マイク・トラウト、レンドン、タイラー・アンダーソン
※というか上位2選手が圧倒的に高額年俸! - 今後も贅沢税を覚悟した補強はしないでしょうし、レンドンさんも居て望み薄な状況が続きそう…
このページで分かること
エンゼルスの年俸ランキング一覧
2025年 年俸ランキング表がこちら(高い順)
※2024/12/13更新
順位付けは平均年俸100万ドルの選手までとしております。
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | マイク・トラウト | 3,554万ドル | 53.31億円 | 2030年オフ |
2位 | アンソニー・レンドン | 3,500万ドル | 52.50億円 | 2026年オフ |
3位 | 菊池雄星 →菊池雄星の年俸推移と成績 |
2,123万ドル | 53.32億円 | 2027年オフ |
4位 | タイラー・アンダーソン | 1,300万ドル | 52.51億円 | 2025年オフ |
5位 | ホルヘ・ソレル | 1,213万ドル | 53.33億円 | 2026年オフ |
6位 | ロバート・スティーブンソン | 1,100万ドル | 52.52億円 | 2026年オフ |
7位 | ルイス・レンギフォ | 898万ドル | 53.34億円 | 2025年オフ |
8位 | テイラー・ワード | 875万ドル | 52.53億円 | 2026年オフ |
9位 | ルイス・レンヒフォ | 600万ドル | 53.35億円 | 2026年オフ |
10位 | ケビン・ニューマン | 275万ドル | 52.54億円 | 2026年オフ |
11位 | ミッキー・モニアック | 265万ドル | 53.36億円 | 2027年オフ |
12位 | リード・デトマーズ | 258万ドル | 52.55億円 | 2028年オフ |
13位 | カイル・ヘンドリックス | 250万ドル | 53.37億円 | 2025年オフ |
14位 | ホセ・スアレス | 155万ドル | 52.56億円 | 2026年オフ |
15位 | ジョー・アデル | 152万ドル | 53.38億円 | 2027年オフ |
16位 | ブロック・バーク | 125万ドル | 52.57億円 | 2026年オフ |
17位 | ホセ・キハダ | 110万ドル | 53.39億円 | 2026年オフ |

年俸80万ドルの選手たち
- ハンス・クラウゼ
- ライアン・ノダ
- ローガン・オホッペ
- キレン・パリ
- マシュー・ルーゴ
- ジャック・コチャノヴィッチ
- ライアン・ゼファージャン
- デイビス・ダニエル
- ジャック・ダッシュウッド
- サム・バッハマン
- ニコ・カヴァダス
- チェイス・シルセス
- ザック・ネト
- ベン・ジョイス
- ケーデン・ダナ
- ビクター・メデロス
- ギャレット・マクダニエルズ
- ノーラン・シャヌエル
- ケルビン・カセレス
- サミュエル・アルデゲリ
- グスタボ・カンペロ
- スコット・キングリー
2024年オフにFAとなった選手と、新契約など
選手名 | 2024年の年俸 (平均年俸) |
FA後のチーム、 年俸など |
マット・ムーア | 900万ドル | 未定 |
ブランドン・ドゥルーリー | 850万ドル | 未定 |
パトリック・サンドバル | 502.5万ドル | ノンテンダーFAに。 レッドソックスと契約! 2年1825万ドル |
ハンター・ストリックランド | 80万ドル | 未定 |
ケビン・ピラー | 61万ドル | 未定 |
エンゼルスの年俸上位プレーヤー
年俸1位はやはりマイク・トラウト
- 国籍:アメリカ合衆国 ニュージャージー州
- 誕生日、年齢:1991年8月7日(24年に33歳に!)
- ポジション:外野(基本はセンター)
- 平均年俸:3554万ドル
※2019年~12年4億2650万ドルで契約
この方はMLBのレジェンドであり、もはや説明の必要すらないくらいの存在ですよね!
いくら年俸が高くても文句を言う人はいないでしょう。
年俸3554万ドルは日本円すると約50億円というスゴさです!
まず新人王に輝いた2012年には盗塁49、打率.326、OPS.963。
その後もずっとOPSは9割後半、10割オーバーを記録し続けます。
※出塁率4年連続1位という記録もあります。
ホームラン王こそないものの、シーズンMVP3回を筆頭にシルバースラッガー賞9回、ハンク・アーロン賞2回などの受賞歴あり。
最近は怪我や骨折もあって満足に試合に出れていませんが、今後の完全復活に期待ですね。

もう別チームになったものの、トラウトと大谷選手の関係性はずっと注目されていましたよね!
お互いにリスペストがあって仲良しで、でもライバルでもあり…
エンゼルスでの二人のストーリー、最高でした。
参考:大谷とトラウト、仲良しの証拠!トラ兄のコメントや入団時を振り返る
2位はレンドーン(年俸50億円とか貰いすぎ!)
- 国籍:アメリカ合衆国 テキサス州
- 誕生日、年齢:1990年6月6日(24年に34歳に!)
- ポジション:サード
- 平均年俸:3500万ドル
※2020年~7年2億4500万ドルで契約
言葉は悪いですがエンゼルスの不良債権、レンドンさん…
ナショナルズからエンゼルスに来た2020年以降、毎年50試合ほどしか出ていません。
それで年俸は3500万ドル、約50億円ですからね。
1試合出るだけで1億円という計算です(^_^;)
キャリアハイはナショナルズでのラストイヤー2019年。
ここで打点王、二塁打王で打率が.319、OPSは脅威の1.010。
ワールドシリーズでもめちゃくちゃ活躍してワールドチャンピオンも経験…
はっきり言って、現状は完全な大赤字選手です。
年俸3位:タイラー・アンダーソン(投手1位)
- 国籍:アメリカ合衆国 ネバダ州
- 誕生日、年齢:1989年12月30日(24年に35歳)
- ポジション:先発ピッチャー
- 平均年俸:1300万ドル
※2023年~3年3900万ドルで契約
エンゼルスの年俸3位から一気に安くなります(^_^;)
3位にいるのがドジャースから来たタイラー・アンダーソン。
投手としてはチーム内一番の年俸です。
元々はドラフト1巡目選手でロッキーズと契約。
数チームを渡り歩きますが防御率は4点台で並の投手という感じなんですよね。
でも2022年にドジャースで1年だけ投げて15勝、防御率は2.57という素晴らしい成績に。
そしてエンゼルスに来た2023年は27登板(先発25)で防御率5.43、、、強いチームじゃないと厳しいタイプの投手かも知れません(T_T)
- 2020年:先発11試合、防御率4.37(ジャイアンツ)
- 2021年:先発31試合、防御率4.53(パイレーツ、マナリーズ)
- 2022年:先発28試合、防御率2.57(ドジャース)
- 2023年:先発25試合、防御率5.43(エンゼルス)

【 #エンゼルス 】メジャーでは今日もノーヒッターがあと1歩のところで潰えました。
タイラー・アンダーソンが9回1死で初めて許した安打は他でもなく… #大谷翔平 の3塁打でした#日本人選手情報https://t.co/6FG2QJvfgP pic.twitter.com/R0OWAie3z4— MLB Japan (@MLBJapan) June 16, 2022
年俸4位:新加入、ロバート・スティーブンソン

https://www.youtube.com/watch?v=QZXWzK3AWjk
- 国籍:アメリカ合衆国 カリフォルニア州
- 誕生日、年齢:1993年2月24日(24年に31歳)
- ポジション:ピッチャー(中継ぎ、セットアッパー)
- 平均年俸:1100万ドル
※2024年~3年3300万ドルで契約
24年のセットアッパー候補としてレイズでFAになったロバート・スティーブンソンを獲得しました。
元はドラフト1巡目選手ですが、正直ピッチャーとしての成績は「凄い」とまでは言い切れません。
キャリアハイは2021年の49試合防御率3.13。
その後の防御率は6.04、5.43です。
これでよく3年3300万ドルの契約を提示したなと。高すぎん??
ちなみに過去3年で受け取っている年俸は桁1つ違う(安い)ですからね。
180万ドル➔88万ドル➔114万ドル、からのエンゼルスで3年間平均年俸1100万ドルですよ!

2024、23、22年のチーム年俸ランキング
上記、平均年俸が1000万ドル以上の選手に限定した年俸ランキング表です。
エンゼルスの場合、高額年俸選手が明らかに少ないです(^_^;)
特に2022年なんて二人だけですからね。
そのうち1人は全然活躍できていないという…
2023年でも1000万ドル以上は6人だけですし、バランスが悪く強くなるイメージが湧きません。
でもプレーオフ進出をかけて贅沢税ラインを超えるだけの補強をしたのは事実。
プレーオフが無理になってその選手たちを放出という経緯はあるものの、一応ちょっとは頑張ってましたよね。

この期間の大谷翔平の年俸、安すぎ!
ドジャースと超大型契約を結んだ大谷選手ですが、エンゼルスでのラスト3年間も相当安い年俸でした。
具体的な推移は、300万ドル➔550万ドル➔3000万ドル。
この間にMVP2回獲ってますからね…信じられない安さです。
とは言え二刀流を自由にやらせてもらえた環境は最高でしたし、本人もあまりお金のことは見ていないかも知れませんね。

➔大谷翔平の年俸推移など。時給116万円でトラウト、メッシ超え
《直近5年分》エンゼルス 年俸総額と順位、贅沢税について
西暦 | 贅沢税対象となる チーム年俸総額 |
贅沢税 | MLB全球団 チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ア・リーグ西地区 |
2024年 | 1億8,911万ドル | - | 8位 | 最下位 |
2023年 | 2億3297万ドル | - | 8位 | 4位 |
2022年 | 1億9327万ドル | - | 11位 | 3位 |
2021年 | 1億9898万ドル | - | 8位 | 4位 |
2020年 | 1億8263万ドル | - | 9位 | 4位 |
2019年 | 1億8700万ドル | - | 10位 | 4位 |
ご存知の方も多いと思いますが、エンゼルスは本当に弱い!
年俸総額はそこまで低くはありませんが、結局はトラウトとレンドーンで8割くらい使ってますからね。
そりゃー強くなるわけがありません。
※すみません、8割は明らかに言いすぎですが、体感それくらいですよね
2023年だけはトレードデットラインである程度補強し、一時は総年俸が贅沢税発生ライン(閾値)を超えていました。
ですがプレーオフが絶望となったら選手をウェーバーにかけて放出し、贅沢税回避に成功しています。
※2023年の閾値(贅沢税発生ライン)は2.33億ドルでした。それに対してエンゼルスの総年俸が2億3297万ドルとギリギリ。この辺の事情については、「贅沢税の仕組み、計算方法」解説ページを併せて参照ください。

直近24年の順位結果
- アストロズ:88勝73敗
- マリナーズ:85勝77敗
- レンジャーズ:78勝84敗
- アスレチックス:69勝96敗
- エンゼルス:63勝99敗
ア・リーグ西地区はアストロズが本当に強いですよね!
最近は連続で優勝しまくりですが、その割に贅沢税もほぼ払っていません!
エンゼルスにこのチーム運営、見習ってほしいくらいです。
豆知識
エンゼルスが最近で地区優勝したのは2014年です。
この時は98勝64敗で勝率.605でした。
また2005年から2009年の5年間でも優勝4回しています。
エンゼルスにもそんな時代があったんですねー。
ちなみに2000年から18年間、監督はずっとマイク・ソーシアでした。
2024年シーズンの贅沢税も0円
- 10/25時点でのチーム総年俸:1億8,911万ドル
- 2024年の贅沢税発生ライン:2億3,700万ドル
- 贅沢税発生はなし!
大谷翔平選手がFAで去った今、大きな集客も見込めません。
グッズ売上も落ちるでしょうし、戦力もめちゃくちゃダウン…
2025年においてもそんな状況で閾値を超えるほどの補強はしないでしょうし、2024シーズンに引き続き、しばらく贅沢税は0円で着地することでしょう。