菊池雄星投手も在籍していたトロント・ブルージェイズ。
スター選手が複数いて(今はだいぶ減りましたが(^-^;)魅力的なチームですが、選手の年俸ランキングをまとめてみました。
最新の2024年分から、過去3年分のデータもありますよ。
また年俸総額と贅沢税の発生等についても試算してみました!
ポイント
- ブルージェイズの24年、年俸総額はメジャー全体で9位でした!
- 贅沢税はギリギリ発生せず!
- チーム内の年俸ランキングはトップからスプリンガー、ガウスマン、バシット!
- 尚、24年シーズンの結果はア・リーグ東地区最下位で終了
このページで分かること
ブルージェイズの選手年俸ランキング
2024年シーズンの年俸トップ5
- ジョージ・スプリンガー:2500万ドル(約37億円)
- ケビン・ガウスマン:2200万ドル(約32億5600万円)
- クリス・バシット:2100万ドル(約31億800万円)
- ウラジミール・ゲレーロJr.:1990万ドル(約29億4500万円)
- ホセ・ベリオス:1871万ドル(約27億6900万円)
※2024/10/31時点
2024年 チーム内年俸ランキング表
年俸 順位 |
選手名 | 平均年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
契約金額 | 契約 年数 |
契約 期間 |
1位 | ジョージ・スプリンガー | 2500万ドル | 37.50億円 | 15000万ドル | 6年 | 2021-26 |
2位 | ケビン・ゴースマン | 2200万ドル | 33.00億円 | 11000万ドル | 5年 | 2022-26 |
3位 | クリス・バシット | 2100万ドル | 31.50億円 | 6300万ドル | 3年 | 2023-25 |
4位 | ウラジミール ゲレロ・ジュニア |
1990万ドル | 29.85億円 | 1990万ドル | 1年 | 2025 |
5位 | ホセ・ベリオス | 1871万ドル | 28.07億円 | 13100万ドル | 7年 | 2022-28 |
6位 | ボー・ビシェット | 1120万ドル | 16.80億円 | 3360万ドル | 3年 | 2023-25 |
7位 | チャド・グリーン | 775万ドル | 11.63億円 | 2325万ドル | 3年 | 2023-25 |
8位 | ジョーダン・ロマーノ | 775万ドル | 11.63億円 | 775万ドル | 1年 | 2025 |
9位 | ヤリエル・ロドリゲス | 640万ドル | 9.60億円 | 3200万ドル | 5年 | 2024-27 |
10位 | ダルトン・ヴァルショ | 565万ドル | 8.48億円 | 565万ドル | 1年 | 2025 |
11位 | ライアン・ヤーブロー | 390万ドル | 5.85億円 | 390万ドル | 1年 | 2025 |
12位 | アレハンドロ・カーク | 280万ドル | 4.20億円 | 280万ドル | 1年 | 2025 |
13位 | エリック・スワンソン | 275万ドル | 4.13億円 | 275万ドル | 1年 | 2025 |
14位 | ジェネシス・カブレラ | 151万ドル | 2.27億円 | 151万ドル | 1年 | 2025 |
15位 | ディロン・テイト | 150万ドル | 2.25億円 | 150万ドル | 1年 | 2025 |
ー | アレック・マノア | 78万ドル | 1.17億円 | 78万ドル | 1年 | 2025 |
アーニー・クレメント | 76万ドル | 1.14億円 | 76万ドル | 1年 | 2025 | |
ザック・ポップ | 75万ドル | 1.13億円 | 75万ドル | 1年 | 2025 | |
ボーデン・フランシス | 75万ドル | 1.13億円 | 75万ドル | 1年 | 2024 | |
デイビス・シュナイダー | 75万ドル | 1.13億円 | 75万ドル | 1年 | 2024 | |
スペンサー・ホロウィッツ | 74万ドル | 1.11億円 | 74万ドル | 1年 | 2024 |
2023年オフにFAとなった選手たち
- 柳賢振(ピッチャー):2000万ドル
- マット・チャップマン(サード):1250万ドル
- ブランドン・ベルト(ファースト):930万ドル
- ケビン・キアマイヤー(外野手):900万ドル
➔プルージェイズと再契約:1年1050万ドル - ウィット・メリフィールド(内外野):406万ドル
- ジョーダン・ヒックス(ピッチャー):184万ドル
※表示の年俸は2023年のもの
ブルージェイズが交渉するのはマット・チャップマンくらいではないでしょうか。
オールスター後のトレード
日にち | 放出した選手 | トレード先 | 獲得選手 |
7月29日 | ジャスティン・ターナー | マリナーズへ | RJ・シュレック |
7月29日 | 菊池雄星 | アストロズへ | ジェイク・ブロス ジョーイ・ロペルフィド ウィル・ワグナー |
7月30日 | ケビン・キアマイヤー | ドジャースへ | ライアン・ヤーブロー |
7月30日 | アイザイア・カイナーファレファ | パイレーツへ | チャールズ・マカドゥ |
年俸トップはジョージ・スプリンガー!
2011年のMLBドラフト1巡目指名でアストロズ入団。
2017年には打率.283、34本塁打をマークし、その年のワールドシリーズ制覇にも大貢献しました。
何とシリーズMVPで、シルバースラッガー賞も初受賞!
2019年には打率.292、39本塁打、96打点という素晴らしい成績を残し、2020年オフにFA➔ブルージェイズと6年総額1億5000万ドルの契約を結んでいます。
※出来高で350万ドルが含まれている。
トロントに来てからは怪我しがちですが、売って走れる怖い存在です。
しかも盗塁は2023年に20個を記録していますから。
意外と低い?ゲレロJr.の年俸
2021年のホームラン王(48本)、ウラジミール・ゲレーロJr.
MVPは逃すも、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞、MLBファーストチーム選出されていましたね!
ですが2023年でも年俸は実はかなり低めの1450万ドルでした。
※2021年は605万ドル、2022年は790万ドルです。
2021年がキャリアハイでおかしなくらい覚醒していたのですが、2019年メジャーデビューなので契約年数から言えばこれくらいの年俸でも妥当でしょう。
2024年は年俸調停権もありますが、推定では2000万ドルくらいと言われています。
尚、2021年にMVP争いをした大谷翔平選手はその後ドジャースへ…
ご存じかとは思いますが、年俸もメジャー歴代1位になってます。
ちなみですが、ゲレーロJr.は「MLB The Show 24」の今年のカバーアスリートに選ばれています!
Take a ride with MLB The Show 24’s cover athlete to see what he unlocked on his road to the top.
Pre-order MLB The Show 24 Now: https://t.co/zXLmbi5Yrs#MLBTheShow #OwnTheShow #UnlockAnotherLevel pic.twitter.com/vSzA0Ic3vM
— MLB The Show (@MLBTheShow) January 30, 2024
そして2024年は終わってみれば大復活の年!!!
打率.323、ホームラン30本、安打199本という素晴らしすぎる活躍。
チームでも唯一のオールMLB入り、しかもファーストチームです!
参考:オールMLBファーストチーム、セカンドチーム選手一覧表
2023、22、21年の年俸ランキングもどうぞ
※以下は当時の平均年俸で1,000万ドル以上の選手に限定したランキングです
順位 | 2023年 総年俸メジャー5位 |
2022年 | 2021年 |
1位 | ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
2位 | ケビン・ガウスマン 2200万ドル |
ケビン・ガウスマン 2200万ドル |
リュ・ヒョンジン 2000万ドル |
3位 | クリス・バシット 2100万ドル |
リュ・ヒョンジン 2000万ドル |
マーカス・セミエン 1800万ドル ➔レンジャーズへ |
4位 | リュ・ヒョンジン 2000万ドル ➔2023年オフにFA |
ホセ・ベリオス 1871万ドル |
ランドル・グリチャック 1040万ドル ➔ロッキーズ、エンゼルスへ |
5位 | ホセ・ベリオス 1871万ドル |
マット・チャップマン 1250万ドル |
- |
6位 | ウラジミール・ゲレーロJr. 1450万ドル |
菊池雄星 1200万ドル |
- |
7位 | マット・チャップマン 1250万ドル ➔2023年オフにFA |
テオスカー・ヘルナンデス 1065万ドル |
- |
8位 | 菊池雄星 1200万ドル |
- | - |
9位 | ボー・ビシェット 1120万ドル |
- | - |
ブルージェイズの年俸総額と贅沢税がこちら
西暦 | 贅沢税対象となる チーム年俸総額 |
贅沢税 | MLB全球団の チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ※ア・リーグ東地区 |
2024年 | 2億3509万ドル | - | 9位 | 最下位 |
2023年 | 2億5801万ドル | 550万ドル | 5位 | 3位 |
2022年 | 1億9854万ドル | - | 10位 | 2位 プレーオフ進出 |
2021年 | 1億6605万ドル | - | 14位 | 4位 |
2020年 | 1億3346万ドル | - | 19位 | 3位 プレーオフ進出 |
2019年 | 1億3055万ドル | - | 21位 | 4位 |
2023年こそ贅沢税が発生しましたが、基本的にブルージェイズは年俸抑え気味のチームです。
逆によくこの年俸総額でこの成績が出ているなーとさえ思ったり…
ですが大谷翔平選手を本気で獲得しにいったり、いい選手や育ってきた若手にはちゃんとお金を出す感じですね。
今後もプレーオフが狙える戦力をどう整えてくるか楽しみです。
詳しく知りたい方は「MLB プレーオフの仕組み」を参照ください。
尚、2024年はシーズンを諦め、売り手に回りました。
主力選手を放出し、順位も最下位でフィニッシュです…
2024年の同地区順位
- ヤンキース:94勝
- オリオールズ:91勝
- Rソックス:81勝
- レイズ:80勝
- ブルージェイズ:74勝
TOR 2024年の贅沢税は発生せず
トロント・ブルージェイズはシーズン途中まで贅沢税がかなり発生する見込みでした。
しかも大幅な超過で第4の閾値超えという…
しかしその後順位が低迷し、プレーオフも狙えなくなったので高額年俸の主力を放出。
気が付いたらうまく贅沢税回避という結果になっていました(^-^;