菊池雄星投手も在籍していたトロント・ブルージェイズ。
スター選手が複数いて(今はだいぶ減りましたが(^-^;)魅力的なチームですが、選手の年俸ランキングをまとめてみました。
最新の2025年分、そして過去3年分のデータもありますよ。
また年俸総額と贅沢税の発生等についても試算してみました!
ポイント
- ブルージェイズの24年、年俸総額はメジャー全体で9位でした!
- 贅沢税はギリギリ発生せず!
- チーム内の年俸ランキングはトップからゲレロ・ジュニア、スプリンガー、ゴースマン
- 尚、24年シーズンの結果はア・リーグ東地区最下位で終了
このページで分かること
ブルージェイズの選手年俸ランキング
2025年シーズンの年俸トップ5
- ウラジミール・ゲレロJr.:2,850万ドル
- ジョージ・スプリンガー:2,500万ドル
- ケビン・ゴーズマン:2,200万ドル
- クリス・バシット:2,100万ドル
- ホセ・ベリオス:1,871万ドル
※2025/1/31時点
2025年 チーム内年俸ランキング表
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | ウラジミール・ ゲレロ・ジュニア 単年契約 |
2,850万ドル | 42.75億円 | 2025年オフ |
2位 | ジョージ・スプリンガー 6年1億5,000万ドル |
2,500万ドル | 37.50億円 | 2026年オフ |
3位 | ケビン・ゴースマン 5年1億1,000万ドル |
2,200万ドル | 33.00億円 | 2026年オフ |
4位 | クリス・バシット 3年6,300万ドル |
2,100万ドル | 31.50億円 | 2025年オフ |
5位 | ホセ・ベリオス 7年1億3,100万ドル |
1,871万ドル | 28.07億円 | 2028年オフ |
6位 | アンソニー・サンタンデア 5年9250万ドル |
1,850万ドル | 27.75億円 | 2030年オフ |
7位 | マックス・シャーザー 単年契約 |
1,550万ドル | 23.25億円 | 2025年オフ |
8位 | アンドレス・ヒメネス 7年1億650万ドル |
1,521万ドル | 22.82億円 | 2030年オフ |
9位 | ボー・ビシェット 3年3,360万ドル |
1,120万ドル | 16.80億円 | 2025年オフ |
10位 | ジェフ・ホフマン 3年1,100万ドル |
1,100万ドル | 16.50億円 | 2027年オフ |
11位 | チャド・グリーン 2年2,100万ドル |
1,050万ドル | 15.75億円 | 2025年オフ |
12位 | ダルトン・ヴァルショ | 820万ドル | 12.30億円 | 2026年オフ |
13位 | イミ・ガルシア | 750万ドル | 11.25億円 | 2026年オフ |
14位 | ヤリエル・ロドリゲス | 640万ドル | 9.60億円 | 2028年オフ |
15位 | アレハンドロ・カーク | 460万ドル | 6.90億円 | 2026年オフ |
16位 | エリック・スワンソン | 300万ドル | 4.50億円 | 2025年オフ |
17位 | アレック・マノア | 220万ドル | 3.30億円 | 2027年オフ |
18位 | アーニー・クレメント | 197万ドル | 2.96億円 | 2028年オフ |
19位 | ニック・サンドリン | 163万ドル | 2.45億円 | 2027年オフ |
年俸100万ドル未満
- ザック・ポップ
- タイラー・ハイネマン
- ライアン・バー
- ブレンドン・リトル
- ボーデン・フランシス
- レオナルド・ヒメネス
- デイビス・シュナイダー
- アディソン・バーガー
- ジョナタン・クラス
- オレルビス・マルティネス
- アダム・マッコ
- ニック・ロバートソン
- イーストン・ルーカス
- ブランドン・アイザート
- ブレット・デ・ゲウス
- トミー・ナンス
- ジョーイ・ロペルフィド
- ウィル・ワグナー
- ネイサン・ルークス
- ジェイク・ブロス
- エンジェル・バスタード
- マイケル・ピーターセン
- スチュワード・ベロア
- ジョシュ・ウォーカー
2024年オフにFAとなった選手たち
選手名 | 2024年の年俸 (平均年俸) |
残留オプションや FA後のチーム、年俸など |
ライアン・ヤーブロー 33歳・投手(中継ぎ) |
390万ドル | 未定 |
ゲネシス・カブレラ 28歳・投手(中継ぎ) |
151万ドル | 未定 |
遂に年俸1位!ゲレロJr.が単年2,850万ドル、次はFAに

2021年のホームラン王(48本)、ウラジミール・ゲレーロJr.
MVPは逃すも、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞、MLBファーストチーム選出されていましたね!
ですが2023年でも年俸は実はかなり低めの1450万ドルでした。
※2021年は605万ドル、2022年は790万ドルです。
2021年がキャリアハイでおかしなくらい覚醒していたのですが、2019年メジャーデビューなので契約年数から言えばこれくらいの年俸でも妥当でしょう。

尚、2021年にMVP争いをした大谷翔平選手はその後ドジャースへ…
ご存じかとは思いますが、年俸もメジャー歴代1位になってます。
ちなみですが、ゲレーロJr.は「MLB The Show 24」の今年のカバーアスリートに選ばれています!
Take a ride with MLB The Show 24’s cover athlete to see what he unlocked on his road to the top.
Pre-order MLB The Show 24 Now: https://t.co/zXLmbi5Yrs#MLBTheShow #OwnTheShow #UnlockAnotherLevel pic.twitter.com/vSzA0Ic3vM
— MLB The Show (@MLBTheShow) January 30, 2024
そして2024年は終わってみれば大復活の年!!!
打率.323、ホームラン30本、安打199本という素晴らしすぎる活躍。
チームでも唯一のオールMLB入り、しかもファーストチームです!
参考:オールMLBファーストチーム、セカンドチーム選手一覧表
年俸2位はジョージ・スプリンガー(2,500万ドル)
2011年のMLBドラフト1巡目指名でアストロズ入団。
2017年には打率.283、34本塁打をマークし、その年のワールドシリーズ制覇にも大貢献しました。
何とシリーズMVPで、シルバースラッガー賞も初受賞!
2019年には打率.292、39本塁打、96打点という素晴らしい成績を残し、2020年オフにFA➔ブルージェイズと6年総額1億5000万ドルの契約を結んでいます。
※出来高で350万ドルが含まれている。
トロントに来てからは怪我しがちですが、売って走れる怖い存在です。
しかも盗塁は2023年に20個を記録していますから。

マックス・シャーザーがFAでトロントに!
サイ・ヤング賞(2013年、2016年、2017年)を3回も獲得しているMLB屈指のスター投手、シャーザー。
メッツ時代に3年総額1億3000万ドルの契約を結び、平均年俸が4333万ドルに。
2023年7月からトレードでレンジャーズに移籍。
だいぶピークは過ぎた感もありますが、安定して防御率3点台はキープしていますね。
40歳を超えレンジャースで引退?と思いましたが、なんとブルージェイズに契約が決まりました!
年俸は4,333万ドル(複数年契約の平均年俸)から1,550万ドルとなっています。
2024、23、22年の年俸ランキングもどうぞ
※以下は当時の平均年俸で1,000万ドル以上の選手に限定したランキングです
順位 | 2024年 | 2023年 | 2022年 |
1位 | ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
ジョージ・スプリンガー 2500万ドル |
2位 | ケビン・ゴーズマン 2200万ドル |
ケビン・ゴーズマン 2200万ドル |
ケビン・ゴーズマン 2200万ドル |
3位 | クリス・バシット 2100万ドル |
クリス・バシット 2100万ドル |
リュ・ヒョンジン 2000万ドル |
4位 | ウラジミール・ゲレロJr. 1990万ドル |
リュ・ヒョンジン 2000万ドル ➔韓国リーグへ |
ホセ・ベリオス 1871万ドル |
5位 | ホセ・ベリオス 1871万ドル |
ホセ・ベリオス 1871万ドル |
マット・チャップマン 1250万ドル |
6位 | ボー・ビシェット 1120万ドル |
ウラジミール・ゲレーロJr. 1450万ドル |
菊池雄星 1200万ドル |
7位 | - | マット・チャップマン 1250万ドル ➔2023年オフにFA |
テオスカー・ヘルナンデス 1065万ドル |
8位 | - | 菊池雄星 1200万ドル ➔アストロズへトレード |
- |
9位 | - | ボー・ビシェット 1120万ドル |
- |
ブルージェイズの年俸総額と贅沢税がこちら
西暦 | 贅沢税対象となる チーム年俸総額 |
贅沢税 | MLB全球団の チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ※ア・リーグ東地区 |
2024年 | 2億3509万ドル | - | 9位 | 最下位 |
2023年 | 2億5801万ドル | 550万ドル | 5位 | 3位 |
2022年 | 1億9854万ドル | - | 10位 | 2位 プレーオフ進出 |
2021年 | 1億6605万ドル | - | 14位 | 4位 |
2020年 | 1億3346万ドル | - | 19位 | 3位 プレーオフ進出 |
2019年 | 1億3055万ドル | - | 21位 | 4位 |
2023年こそ贅沢税が発生しましたが、基本的にブルージェイズは年俸抑え気味のチームです。
逆によくこの年俸総額でこの成績が出ているなーとさえ思ったり…
ですが大谷翔平選手を本気で獲得しにいったり、いい選手や育ってきた若手にはちゃんとお金を出す感じですね。
今後もプレーオフが狙える戦力をどう整えてくるか楽しみです。
詳しく知りたい方は「MLB プレーオフの仕組み」を参照ください。
尚、2024年はシーズンを諦め、売り手に回りました。
主力選手を放出し、順位も最下位でフィニッシュです…
TOR 2024年の贅沢税は発生せず
トロント・ブルージェイズはシーズン途中まで贅沢税がかなり発生する見込みでした。
しかも大幅な超過で第4の閾値超えという…
しかしその後順位が低迷し、プレーオフも狙えなくなったので高額年俸の主力を放出。
気が付いたらうまく贅沢税回避という結果になっていました(^-^;

2024シーズンは最下位。ア西地区のチームとの勝敗数、総年俸比較
2024年の同地区順位
順位 | チーム | 勝敗数 | 2024年総年俸 |
優勝 | ヤンキース | 94勝68敗 | 3億1619万ドル |
2位 | オリオールズ | 91勝71敗 | 1億3113万ドル |
3位 | レッドソックス | 81勝81敗 | 2億2274万ドル |
4位 | レイズ | 80勝82敗 | 9012万ドル |
5位 | ブルージェイズ | 74勝88敗 | 2億3510万ドル |
