
ナ・リーグ東地区の優勝常連、アトランタ・ブレーブス。
ロナルド・アクーニャJr.というスーパースターがいますが、彼らがいくらもらっているのか、年俸ランキングをまとめましたよ!
一覧表で全員分わかります。
また年俸総額と贅沢税についても記載済みです。
ポイント
- 2025年 ブレーブスのチーム内年俸ランキングTOP3はオースティン・ライリー、マット・オルソン、クリス・セール!
- 2023年MVPのロナルド・アクーニャJr.は平均年俸1250万ドルとそこまで高額ではない
※10年契約になっているので2028年まで年俸は変わらず - 2024年はチーム年俸総額(贅沢税対象)が2億7854万ドル
-2年連続での贅沢税発生は確実
-MLB全体で見ると総年俸の多さは6位 - ナ・リーグ東地区では久々に優勝を逃して2位に。
- プレーオフでも初戦でパドレスに敗退し終了
このページで分かること
アトランタ・ブレーブスの年俸ランキング
2025年 年俸ランキング一覧表
※2025/1/8更新
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | オースティン・ライリー 10年2億1,200万ドル |
2,120万ドル | 31.80億円 | 2033年オフ |
2位 | マット・オルソン 8年1億6,800万ドル |
2,100万ドル | 31.50億円 | 2030年オフ |
3位 | クリス・セール 2年3,800万ドル 2024サイヤング賞 |
1,900万ドル | 28.50億円 | 2026年オフ |
4位 | マルセル・オズナ 4年6,500万ドル |
1,600万ドル | 24.00億円 | 2025年オフ |
5位 | ライセル・イグレシアス 4年5,800万ドル |
1,450万ドル | 21.75億円 | 2025年オフ |
6位 | ロナルド・アクーニャJr. 8年1億ドル 2023年MVP |
1,250万ドル | 18.75億円 | 2028年オフ |
7位 | スペンサー・ストライダー 6年7,500万ドル |
1,250万ドル | 18.75億円 | 2029年オフ |
8位 | ショーン・マーフィー 6年7,300万ドル |
1,216万ドル | 18.24億円 | 2029年オフ |
9位 | レイナルド・ロペス 3年3,000万ドル |
1,000万ドル | 15.00億円 | 2027年オフ |
10位 | マイケル・ハリス2世 2022年新人王 |
900万ドル | 13.50億円 | 2032年オフ |
11位 | ジョー・ヒメネス | 866万ドル | 12.99億円 | 2026年オフ |
12位 | ピアース・ジョンソン | 712万ドル | 10.68億円 | 2026年オフ |
13位 | アーロン・バマー | 650万ドル | 9.75億円 | 2026年オフ |
14位 | オジー・アルビーズ | 500万ドル | 7.50億円 | 2027年オフ |
15位 | ジャレッド・ケレニック | 260万ドル | 3.90億円 | 2028年オフ |
16位 | オーランド・アルシア | 243万ドル | 3.65億円 | 2026年オフ |
17位 | ディラン・リー | 198万ドル | 2.97億円 | 2028年オフ |
100万ドル未満
- ブライアン・デラクルーズ
- コナー・ギリスピー
- グラント・ホームズ
- ルーク・ウィリアムズ
- イアン・アンダーソン
- イーライ・ホワイト
- ニック・アレン
- アラン・ウィナンズ
- アンヘル・ペルドモ
- チャドウィック・トロンプ
- クリスチャン・カイロ
- デイビス・ダニエル
- ブライス・エルダー
- スペンサー・シュウェレンバック
- ディラン・ドッド
- AJ・スミス=ショウバー
- デイズベル・エルナンデス
- イグナシオ・アルバレス
- ハーストン・ウォルドレップ
- アンダーソン・ピラー
- ロルディ・ムニョス
- ドミンゴ・ゴンザレス
- カルロス・ロドリゲス
5位のライセル・イグレシアスと言えばエンゼルスの守護神だった選手ですよね!
大谷さん応援でエンゼルス戦を見ていた方は懐かしいと思います。
また大谷さんと仲良かったフレッチャーも2023年オフにブレーブスにトレードされ、すぐにマイナー降格になりました(^_^;)
どうなる?2024年オフでFAの主な選手たち
選手名 | 2024年の年俸 (平均年俸) |
残留オプションや FA後のチーム、年俸など |
マルセル・オズナ 34歳・DH |
1,625万ドル | 2025年は球団オプション ⇒行使され年俸1600万ドル残留 |
トラヴィス・ダーノー 36歳・捕手 |
800万ドル | 2025年は球団オプション ⇒エンゼルスへ:2年1200万ドル |
マックス・フリード 31歳・先発ピッチャー |
1,500万ドル | ⇒ヤンキースと契約 8年総額2億1800万ドル |
チャーリー・モートン 41歳・先発ピッチャー |
2,000万ドル | ⇒オリオールズと契約 1年1500万ドル |
ルーク・ジャクソン 31歳・ピッチャー |
575万ドル | 2025年は球団オプション 破棄されてFAに。 |
A.J.ミンター 31歳・ピッチャー |
622万ドル | 未定 |
アダム・デュバル | 300万ドル | 未定 |
ホイット・メリフィールド | 279万ドル | 未定 |
ジオ・ウルシェラ | 163万ドル | 未定 |
💪現在の年俸ランキング上位選手
24年の平均年俸1位:オースティン・ライリー!
2015年のMLBドラフトでブレーブスから1巡目指名。
2019年メジャーデビューで、2021年からホームラン数が33本、38本、37本!
2021年に関しては打率が.303をマークしています!
シルバースラッガー賞、オールMLB・ファーストチーム(三塁手)をそれぞれ2回受賞し、オールスターにも2回出ている若きスターですね。
※2023年12月時点で26歳

A little Brave-to-Brave glovework! 🤝 @Braves
Austin Riley with a nice barehand play pic.twitter.com/3VQ9FICzbt
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) July 12, 2023
2位に僅差でマット・オルソン
22年からアスレチックスからブレーブス入りしたマット・オルソン。
※1対4のトレードで来て、そのまま8年の契約延長
打撃はアトランタに来てから更に進化しており、2023年は54本でホームラン王&打点王に輝きました!
と同時に、シルバースラッガー賞とオールMLBチーム(2ndチーム)にも初選出。
尚、過去にはゴールドグラブ賞(一塁手部門)を2回獲っており守備でも安定感ありです!

ポイント
マット・オルソンを獲得した背景としては、フリーマンとの契約がうまくいかなかったからです。開幕3週間前でも契約延長できず…という状態でした。
結局フリーマンはドジャースに行ってそちらでも活躍していますし、オルソンもプレーブスで大活躍していますね!
3位にクリス・セール(サイ・ヤング賞!)
※2023年12月31日に、トレードでレッドソックスから移籍してきました!
- 国籍:アメリカ合衆国
- 誕生日:1989年3月30日(25年に36歳)
- ポジション:先発ピッチャー
- 平均年俸:1900万ドル
※2年3,800万ドル
サイドスローが特徴的なピッチャーで、スライダーの曲がりが凄いです!
空振りしてそのまま体に当たってしまうというシーンはよく見ます(^_^;)
クリス・セールはドラフト1巡目でホワイトソックスと契約し、最多勝数は17。
奪三振が非常に多い投手で、レッドソックスに来た2017年には308個で最多奪三振投手にもなっていますよ。
※この時投球イニング数もリーグNo1

2024シーズンは、なんと18勝、防御率2.38(リーグ1位)、奪三振225(リーグ1位)という素晴らしすぎる成績を残しました!
当然ながらオールMLBのファーストチームに選出決定、そしてナ・リーグのサイ・ヤング賞にも輝きました!
参考:【オールMLB】ファーストチーム、セカンドチーム選手一覧表
1250万ドル!アクーニャJr.の年俸ってこんなもん??
2023年ナ・リーグの盗塁王であり、満票でのMVP。
73盗塁を成功させ、打率は.337、出塁率が脅威の.416、OPS1.012というとんでもない数字を残しました。
前年からの飛躍が凄すぎます(^_^;)
そんなロナルド・アクーニャJr.の平均年俸は1250万ドルとありえないほどリーズナブル!
2019年に8年1億ドルの契約を結んだからなんですが、ブレーブス内ではトップ5にも入ってきません。
今後は2027年からは年俸1700万ドルになり、2029年にFA。
次回FA時に大型契約、、、となればいいですが、けっこう先なのでまだわかりませんね。
とりあえず見ていて楽しすぎるメジャーのスーパースターです。
- シーズンMVP:1回(2023年)
- 新人王(2018年)
- 盗塁王:2回(2019年、2023年)
- シルバースラッガー賞(外野手部門):3回(2019年、2020年、2023年)
- ハンク・アーロン賞:1回(2023年)
- オールMLBチーム:ファースト1回、セカンド2回
- MLBオールスターゲーム選出:4回

ちなみに全く同じ年に新人王とMVPを獲得したのが大谷選手ですね!
なんか運命を感じます…。
2024シーズン以降の年俸ですが、アクーニャJr.1250万ドルに対して大谷さんが7000万ドル…差がありすぎ(^_^;)
2023、22、11年の年俸ランキングもどうぞ
※平均年俸1000万ドル以上の選手のみ抽出
順位 | 2023年 | 2022年 | 2021年 |
1位 | オースティン・ライリー 2120万ドル |
マット・オルソン 2100万ドル |
フレディ・フリーマン 1688万ドル ➔ドジャースへ |
2位 | マット・オルソン 2100万ドル |
チャーリー・モートン 2000万ドル |
マーセル・オズナ 1625万ドル |
3位 | チャーリー・モートン 2000万ドル |
マーセル・オズナ 1625万ドル |
チャーリー・モートン 1500万ドル |
4位 | マーセル・オズナ 1625万ドル |
ケンリー・ジャンセン 1600万ドル ➔レッドソックスへ |
ウィル・スミス 1333万ドル ➔レンジャーズへ |
5位 | ライセル・イグレシアス 1450万ドル |
ライセル・イグレシアス 1450万ドル |
ロナルド・アクーニャJr. 1250万ドル |
6位 | マックス・フリード 1350万ドル |
ライセル・イグレシアス 1450万ドル |
ドリュー・スマイリー 1100万ドル ➔カブスへ |
7位 | スペンサー・ストライダー 1250万ドル |
ロナルド・アクーニャJr. 1250万ドル |
- |
8位 | ロナルド・アクーニャJr. 1250万ドル |
ダンズビー・スワンソン 1000万ドル ➔カブスへ |
- |
9位 | ショーン・マーフィー 1217万ドル |
- | - |
激強ブレーブスの年俸総額と贅沢税について
西暦 | 贅沢税対象となる 支払い給与総額 |
贅沢税 | MLB全球団 チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ※ナ・リーグ東地区 |
プレーオフ |
2024年 | 2億7854万ドル | 1556万ドル (予測) |
6位 | 2位 | 初戦敗退 |
2023年 | 2億4880万ドル | 320万ドル | 10位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2022年 | 2億1409万ドル | - | 9位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2021年 | 1億7263万ドル | - | 10位 | 優勝 | WS制覇 |
2020年 | 1億8105万ドル | - | 16位 | 優勝 | リーグ優勝 決定シリーズ敗退 |
2019年 | 1億6005万ドル | - | 15位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2018年 | 1億3602万ドル | 19位 | 優勝 | 初戦敗退 |
チーム年俸総額ランキングは中位~上位、でも最上位ではありません。
でも地区優勝を6年連続でしています。
2021年にはワールドシリーズ制覇もしていますし、もう完璧なチームという感じ。
※でも基本はプレーオフに弱いです(^-^; 2024年のプレーオフもパドレス相手に初戦負けでした。
こんな運営ができるオーナー、GM、凄すぎません!?
贅沢税もさほど発生していませんが、2024年は2年連続となるので税率も上がり、過去一の納税となりそうです。
直近24シーズンのナ・東地区順位
- フィリーズ:95勝67敗
- ブレーブス:89/73
- メッツ:89/73
- ナショナルズ:71/91
- マーリンズ:62/100

2024年のブレーブスの贅沢税は1556万ドルくらい?
ブレーブスは2023年に贅沢税の課税がありました。
なので2年連続となると税率もちょっと上がります。
また23年よりもチーム総年俸はアップしていますので、贅沢税は増えること間違いなしです。
現状の(贅沢税対象となる)チーム総年俸は2億7854万ドルほど。
閾値が2.37億ドルなので、試算すると約1200万ドルの贅沢税となりそうです。
- 閾値の超過分3300万ドルの30%で1246万ドル
- 第2の閾値超過分が2000万ドルで、それの12%が240万ドル
- 第3の閾値超過分に45%が乗って70万ドルほど
- 合計で約1556万ドル
