侍ジャパンメンバーのヌートバーがいることでも知られるセントルイス・カージナルス。
レジェンド級の選手が複数いて人気のチームですが、チーム内での年俸ランキング、及び年俸総額などをまとめてみました。
巻き返しを図るカージナルスのチーム事情、面白ですよ!
そしてヌートバーの年俸の安さにも驚きます。
ポイント
- カージナルスの年俸ランキングとしては、トップからアレナド、ゴールドシュミット、ソニー・グレイ!
- ずっと地区優勝か2位だったのに23年はまさかの最下位⇒24年は2位に復活!
- チーム支払い年俸が増え、24年は初めての贅沢税が発生しそう
- ちなみに侍ヌートバーの年俸はかなり安いですが今後上がっていくでしょう!
※24年の年俸76万ドルでした
このページで分かること
セントルイス・カージナルスの年俸ランキングまとめ
チーム内での年俸トップ5
- ノーラン・アレナド:3250万ドル(約46億4800万円)
- ポール・ゴールドシュミット:2600万ドル(約37億1800万円)
- ソニー・グレイ:2500万ドル(約35億7500万円)
- マイルズ・マイコラス:1858万ドル(約26億5700万円)
- ウィルソン・コントレラス:1750万ドル(約25億300万円)
※2024/12/22時点。日本円換算は1ドル150円にて。
最新2025年 年俸ランキング表(AAVも表示)
※「AAV」は初めて聞いた方も多いと思いますが、贅沢税を計算する上での年俸です。詳しく知りたい方は「メジャーリーグ 贅沢税の仕組み、計算方法」をご参照ください。
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | ノーラン・アレナド 8年2億6000万ドル AAV:2600万ドル |
3,250万ドル | 48.75億円 | 2027年オフ |
2位 | ソニー・グレイ 3年7500万ドル |
2,500万ドル | 37.50億円 | 2027年オフ |
3位 | マイルズ・マイコラス 3年5575万ドル |
1,858万ドル | 27.87億円 | 2025年オフ |
4位 | ウィルソン・コントレラス 5年8750万ドル |
1,750万ドル | 26.25億円 | 2028年オフ |
5位 | スティーブン・マッツ 4年4400万ドル |
1,100万ドル | 16.50億円 | 2025年オフ |
6位 | ライアン・ヘルズリー | 810万ドル | 12.15億円 | 2025年オフ |
7位 | エリック・フェデ | 750万ドル | 11.25億円 | 2025年オフ |
8位 | ブレンダン・ドノヴァン | 400万ドル | 6.00億円 | 2027年オフ |
9位 | ラース・ヌートバー | 285万ドル | 4.28億円 | 2027年オフ |
10位 | ジョジョ・ロメロ | 250万ドル | 3.75億円 | 2026年オフ |
11位 | アンドレ・パランテ | 180万ドル | 2.70億円 | 2028年オフ |
12位 | ジョン・キング | 145万ドル | 2.18億円 | 2027年オフ |
年俸80万ドルの選手
- イヴァン・エレーラ
- ライリー・オブライエン
- マシュー・リベラトーレ
- ノーラン・ゴーマン
- ルーケン・ベイカー
- マイク・シアニ
- カイル・リーヒ
- ライアン・フェルナンデス
- ザック・トンプソン
- ペドロ・ページ
- セム・ロベルセ
- ジョーダン・ウォーカー
- マシン・ウィン
- ティンク・ヘンス
- アレック・バーレソン
- テコア・ロビー
- トーマス・サッゲス
- マット・コペルニアック
- マイケル・マグリービー
- ゴードン・グラセッフォ
- マット・スヴァンソン
- ホセ・フェルミン
- ビクター・スコット2世
- ロデリー・ムニョス
- ライアン・ルートス
- クリス・ロイクロフト
2024年オフでFAになった選手
カージナルスの高額年俸選手&注目プレーヤー
平均年俸トップはノーラン・アレナド!
2009年のMLBドラフト2巡目指名でロッキーズと契約。
2013年にメジャーデビューし、いきなり三塁手としてゴールドグラブ賞を受賞、更に翌年も受賞しています!
2015年にはホームラン王(42本)と打点王の二冠、+3年連続でゴールドグラブ賞。
2016年にも同じく打者二冠&ゴールドグラブ賞。
…いやもうこの時点でとんでもない選手なんですが、ゴールドグラブ賞は8年連続で受賞しました(^_^;)
そして2021年2月にカージナルスに5対1のトレードで移籍。
そのまま契約延長となり、7年総額2億1400万ドルの大型契約が成立しています。
カージナルスに来ても素晴らしい成績を続けており、2022年には2回目のサイクルヒット達成、そしてゴールドグラブ賞&シルバースラッガー賞も受賞していますよ。
40歳までバリバリやれそうな雰囲気すらあります(^o^)
※2024年は打撃の低迷、衰えをちょっとだけ感じたような…
打率.272、ホームラン16本、OPS.719
ゴールド・シュミットが年俸2位
2022年のナ・リーグMVP選手ですよね!
プロ入りは2009年ドラフト8巡目指名でDバックスとの契約が始まり。
2013年に大きく飛躍し、ホームラン王と打点王の二冠。
これでMVP投票で2位になっています。
2015年にも打率.340、21本塁打でMVP投票2位、、、惜しいんです!
そして2018年にトレードでカージナルスへ。
その後、当時の球団史上最高額である5年総額1億3000万ドルで契約延長しました。
新加入のソニー・グレイが年俸3位
2011年MLBドラフト1巡目でアスレチックスと契約。
その後はヤンキース、レッズ、ツインズ(ここでサイヤング賞2位)、カージナルスと移籍しています。
※カージナルスとは3年7500万ドル。平均年俸2500万ドル。日本円だと35億くらい。
貴重な先発でシーズン通して防御率2点台も期待できる投手だけにこの年俸でも納得。
2024年がカージナルス1年目となりますが、エース間違いなしでどんなピッチングが見られるか楽しみ。
確実にカージナルス浮上のために重要なピースです。
※24年:先発28、13勝、防御率3.84
ヌートバーの年俸は285万ドルに
WBCでブレイクしたラーズ・ヌートバー。
日本のファンとしてはカージナルスで彼しか知らないという方も多いでしょう。
そんな彼の2025年の年俸は285万ドルです。
2023年は117試合に出てコンスタントに活躍したものの、それまでは実績もまだ薄めでした。
24年は109試合でOPS.758。
悪くはないのですがもう一皮むけてほしいところではありますね。
年俸の推移としても2021年から26万3762ドル➔53万8625ドル➔73万2400ドル➔285万ドル。
んー妥当と言えば妥当!
ただ今後はここからグッと年俸は上がると思われますね!
2024年49セーブをあげたライアン・ヘルズリー
カージナルスの守護神 ライアン・ヘルズリー
球団新記録!31試合連続セーブ成功!開幕シリーズ 3/30の対ドジャース戦以来、実に3ヶ月以上 セーブ機会で1回も失敗せず!
今日のナショナルズ戦で記録は途絶えたが、安定感あふれまくりな投球を連発!
@Cardinals #ライアンヘルズリー pic.twitter.com/iadttM86fy
— ALWAYS AKIRA (@sekai_yakyu_828) July 6, 2024
2024年のカージナルスと言えば投手のライアン・ヘルズリーは外せませんね!
これまでも守護神としてやってきてスタッツはかなり良かったのですが、2024年は防御率2.04で49セーブという記録を作りました。
これで年間最優秀救援投手賞に選出。
チームでも唯一、オールMLBのファーストチームに選ばれるなど、今後の年俸アップ、大型契約は確実になりそうです!
2024年は年俸たったの380万ドルでした!
参考:【オールMLB】ファーストチーム、セカンドチーム選手一覧表
2024、23、22年の年俸ランキング上位選手
年俸 順位 |
2024年 | 2023年 | 2022年 |
1位 | ノーラン・アレナド 3250万ドル |
ノーラン・アレナド 3250万ドル |
ノーラン・アレナド 3250万ドル |
2位 | ポール・ゴールドシュミット 2600万ドル ⇒ヤンキースへ(FA) |
ポール・ゴールドシュミット 2600万ドル |
ポール・ゴールドシュミット 2600万ドル |
3位 | ソニー・グレイ 2500万ドル |
マイルズ・マイコラス 1858万ドル |
アダム・ウェインライト 1750万ドル |
4位 | マイルズ・マイコラス 1858万ドル |
アダム・ウェインライト 1750万ドル |
マイルズ・マイコラス 1700万ドル |
ウィルソン・コントレラス 1750万ドル |
|||
5位 | ウィルソン・コントレラス 1750万ドル |
スティーブン・マッツ 1100万ドル |
スティーブン・マッツ 1100万ドル |
6位 | カイル・ギブソン 1300万ドル |
アレックス・カッブ 1000万ドル |
ヤディエル・モリーナ 1000万ドル |
7位 | スティーブン・マッツ 1100万ドル |
||
ランス・リン 1100万ドル |
|||
8位 | アレックス・カッブ 1000万ドル ⇒タイガースへ(FA) |
カージナルスの年俸総額と贅沢税発生について
西暦 | 贅沢税対象となる チーム年俸総額 |
贅沢税 | MLB全球団における チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ※ナ・中地区 |
2024年 | 2億775万ドル | なし | 14位 | 2位 プレーオフ行けず |
2023年 | 1億8591万ドル | なし | 16位 | 5位 |
2022年 | 1億7444万ドル | なし | 13位 | 優勝 |
2021年 | 1億9898万ドル | なし | 8位 | 2位 プレーオフ進出 |
2020年 | 1億7837万ドル | なし | 11位 | 2位 プレーオフ進出 |
2019年 | 1億9776万ドル | なし | 7位 | 優勝 |
カージナルスの総年俸は飛び抜けて高いわけではありませんが、比較的上位ではありますよね。
最近はずっと優勝か2位でプレーオフに行っていたのですが、2023年はまさかの33年ぶり地区最下位…
これには本当に驚きました。
ですが24シーズンは復活の2位!
勝率の関係でプレーオフには行けなかったのが残念ですが安心はしましたね。
尚、これまでは贅沢税の発生はありませんでしたが、それも覚悟である程度補強はするかも知れませんね。
2024年の中地区結果、順位
ナ・リーグ中地区は鈴木誠也選手、今永選手のカブスも注目度高いですよね!
ダンズビー・スワンソン、イアン・ハップなどが高額選手で、鈴木選手もチーム内では上位の年俸で頑張ってます!
そして残念だったのが地区2位だったのにプレーオフに行けなかったこと。
ワイルドカード争いとしては、優勝チームを除くと勝率5番目だったんですね。
パドレス、ブレーブス、メッツがワイルドカードチームに入りましたが、そこには到底及ばず…でした。
参考:MLB ポストシーズン(プレーオフ)の仕組み解説。直近の結果も!
ちなみに2024年途中にトレードでドジャースに行ったトミー・エドマンが、プレーオフのリーグ優勝決定シリーズで爆発してMVPになるという快挙!
選手の動きが盛んなMLB、、、こういうことがよくあるので面白いですよね!
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