
鈴木誠也、今永昇太の日本人2人が在籍するMLB球団、シカゴ・カブス。
一体どんな選手がいて、年俸はどれくらいになっているのか、そのランキングをまとめています。
また過去のチーム総年俸、贅沢税についても言及。
ま、カブスが贅沢税を払うことは基本ないと思いますが(^_^;)
ポイント
- シカゴ・カブスの24シーズン年俸総額はメジャー全体で10位でした
- 贅沢税の発生はギリギリなし!
- 現在の年俸ランキング ベスト3は、ダンズビー・スワンソン、イアン・ハップ、鈴木誠也!
- 鈴木誠也はチーム内3位、今永昇太投手は6位となっています
- 24年の結果はナ・リーグ中地区で3位。プレーオフは行けず、でした(T_T)
- 2025年シーズンはどういう補強をするのか、贅沢税を払っても悲願の地区優勝を狙いに行くのか、が注目ポイントですね!
このページで分かること
シカゴ・カブスの選手年俸ランキング!
現時点での年俸トップ5
- ダンズビー・スワンソン:2359万ドル(35.39億円)
- イアン・ハップ:2033万ドル(30.50億円)
- 鈴木誠也:1700万ドル(25.50億円)
- ジェイムソン・タイヨン:1700万ドル(25.50億円)
- カイル・タッカー:1670万ドル(25.05億円)
※日本円換算は1ドル150円で計算
※上記年俸は「平均年俸」です。(契約金額÷年数)
《2025年最新》年俸ランキング
※更新:2025/2/19
※一部の選手は「平均年俸が贅沢税上での年俸(AAV)ではない」ケースもあります。その場合はAAVの金額も併記しております。尚、贅沢税やAAVに関しては「メジャーリーグ 贅沢税の仕組み」で解説中です。
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | ダンズビー・スワンソン 7年1億7700万ドル |
2,529万ドル | 37.94億円 | 2029年オフ |
2位 | イアン・ハップ 3年6100万ドル |
2,033万ドル | 30.50億円 | 2026年オフ |
3位 | 鈴木誠也 5年8500万ドル |
1,700万ドル | 25.50億円 | 2026年オフ |
4位 | ジェイムソン・タイロン 4年6800万ドル |
1,700万ドル | 25.50億円 | 2026年オフ |
5位 | カイル・タッカー 単年 |
1,670万ドル | 25.05億円 | 2025年オフ |
6位 | ライアン・プレスリー 2年3000万ドル |
1,500万ドル | 22.50億円 | 2025年オフ |
7位 | マット・ボイド 2年2900万ドル |
1,450万ドル | 21.75億円 | 2027年オフ |
8位 | 今永翔太 4年5300万ドル |
1,325万ドル | 19.88億円 | 2028年オフ |
9位 | ニコ・ホーナー 3年3500万ドル |
1,167万ドル | 17.51億円 | 2026年オフ |
10位 | ジャスティン・スティール | 655万ドル | 9.83億円 | 2027年オフ |
11位 | ジャスティン・ターナー | 600万ドル | 9.00億円 | 2025年オフ |
12位 | カーソン・ケリー | 575万ドル | 8.63億円 | 2027年オフ |
13位 | コリン・リア ※元ソフトバンク |
500万ドル | 7.50億円 | 2026年オフ |
14位 | ライアン・ブレイジャー | 450万ドル | 6.75億円 | 2025年オフ |
15位 | カレブ・ティエルバー | 275万ドル | 4.13億円 | 2025年オフ |
16位 | ジョン・バーティ | 200万ドル | 3.00億円 | 2025年オフ |
17位 | ネイト・ピアソン | 135万ドル | 2.03億円 | 2026年オフ |
18位 | ジュリアン・メリーウェザー | 123万ドル | 1.85億円 | 2026年オフ |
年俸100万ドル未満
- イーライ・モーガン
- キーガン・トンプソン
- イーサン・ロバーツ
- タイソン・ミラー
- ロブ・ザストリズニー
- ケビン・アルカンタラ
- ミゲル・アマヤ
- マイケル・ブッシュ
- ギャビン・ホロウェル
- カレブ・キリアン
- ポーター・ホッジ
- ピート・クロウ・アームストロング
- オーウェン・ケイシー
- ゲージ・ワークマン
- ルーク・リトル
- マット・マービス
- アレクサンダー・カナリオ
- ジョーダン・ウィックス
- ベンジャミン・カウルズ
- ジャック・ニーリー
- マイルズ・マストロブオーニ
- ベン・ブラウン
- ハビエル・アサド
- ルイス・バスケス
- ダニエル・パレンシア
- マイケル・アリアス
2024年オフでFAとなった選手たちのその後
高額年俸!カブスの注目選手
カブスの年俸トップはダンズビー・スワンソン!
- 国籍:アメリカ合衆国/ジョージア州
- 誕生日:1994年2月11日(2024年で30歳)
- 守備ポジション:ショート
- 平均年俸:2,359万ドル
※2023年~7年1億7700万ドル
高校時代はMLBドラフト38巡目(全体1158位)とかなり下位指名の選手でした。
結局大学に進学し、4年時にドラフト1巡目(全体1位)でダイヤモンドバックス入り!
ですが同年12月に即トレードでブレーブスにいきました(^_^;)
2023年からカブスと大型契約を結び、契約金額は7年1億7700万ドル。
22年23年と連続でゴールドグラブ賞(ショート部門)を受賞しています。
カブスでの年俸トップなので、打撃に関してはもう少し向上がほしいところですね。
- 2023年:打率.244、OPS.744、ホームラン22本
- 2024年:打率.242、OPS.701、ホームラン16本
イアン・ハップが年俸2位に!
- 国籍:アメリカ合衆国/ペンシルベニア州
- 誕生日:1994年8月12日(2024年で30歳)
- 守備ポジション:内野、外野
- 平均年俸:2,033万ドル
※2024年~3年6100万ドル
2015年のMLBドラフト1巡目指名でカブス入り。
ユーティリティプレイヤーとして内野外野どこでも守れ、2022年2023年は外野手部門でゴールドグラブ賞も受賞しました。
打率は年間平均で.250ほど、OPSは7割後半という感じですね。
2024年から3年6100万ドルで契約延長。
平均年俸でカブス2位となる2033万ドルに浮上です。
鈴木誠也選手の契約金額、年俸について
※右打者の日本人メジャーリーガーとしては初の20号HR!
【神ってる】鈴木誠也が20号ホームラン!松井秀喜氏、大谷翔平に次いで日本人3人目の大台到達pic.twitter.com/W0cLlHe66s
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 22, 2023
広島からカブスに大型契約で入団した鈴木誠也選手。
契約金額は5年総額8500万ドルでした!
総額を5年で割った平均年俸だと1700万ドルですが、細かく言えば契約金が500万ドルで、毎年の年俸もちょっとだけ違うんですよね。
詳しくは「鈴木誠也の年俸推移」のページを参照ください。
広島での1年目は年俸600万円、、、それから考えると凄まじい飛躍です。
またメジャー2年目は特に8月以降の大爆発が本当に凄かった…
シルバースラッガー賞の最終候補にノミネートされるくらいでしたからね!
- 2022年:打率.262、OPS.770、HR14本
- 2023年:打率.285、OPS.842、HR20本
- 2024年:打率.283、OPS.848、HR21本
今永昇太が新加入!年俸は1,325万ドル
24年シーズンに向けてカブスに朗報!
先発ローテが厚くなる今永昇太投手が新加入となりました。
4年総額5300万ドルで契約へ、平均年俸は1325万ドルです。
尚、特殊な例ではありますが、2年後、3年後のオフに5年契約(最大8000万ドル)に切り替えができる球団オプション付きです。
そうなるとまた今永投手の年俸もあがり、カブス内でもトップ3の年俸になるかも知れません。
現状は先発投手陣の中で3番目の年俸となります。
今永先生が初登板で初勝利!
その後、今永選手はロッキーズ戦でMLB初先発となりました。
結果は…はい、ご存じの通り最高のピッチング。
6回2アウトまでノーノーピッチでしたし、6回被安打2、奪三振9で締めくくり。
これ以上ないデビューです。
尚、その後のドジャース戦も4回0失点のほぼ完璧な仕事。
これ、もしかしたら新人王もあるかもしれません!

2024、2023、2022年の高額年俸ランキング
※平均年俸が1000万ドル以上か、それ前後を対象とした選手のランキングです
順位 | 2024年 | 2023年 | 2022年 |
1位 | コディ・ベリンジャー 2667万ドル ➔ヤンキース(トレード) |
ダンズビー・スワンソン 2529万ドル |
マーカス・ストローマン 2367万ドル |
2位 | ダンズビー・スワンソン 2529万ドル |
マーカス・ストローマン 2367万ドル ➔ヤンキースへ |
ジェイソン・ヘイワード 2300万ドル ➔ドジャースへ |
3位 | イアン・ハップ 2033万ドル |
コディ・ベリンジャー 1750万ドル |
鈴木誠也 1700万ドル |
4位 | 鈴木誠也 1700万ドル |
鈴木誠也 1700万ドル |
カイル・ヘンドリックス 1388万ドル |
ジェイムソン・タイヨン 1700万ドル |
ジェイムソン・タイヨン 1700万ドル |
||
5位 | カイル・ヘンドリックス 1400万ドル →FA エンゼルスへ |
カイル・ヘンドリックス 1400万ドル |
ウィルソン・コントレラス 963万ドル ➔カージナルスへ |
6位 | 今永翔太 1325万ドル |
イアン・ハップ 1085万ドル |
ウェイド・マイリー 750万ドル ➔ブルワーズへ |
7位 | ニコ・ホーナー 1167万ドル |
ー | ー |
8位 | ドリュー・スマイリー 1150万ドル |
ー | ー |
カブス 過去5年の年俸総額と贅沢税、順位を紹介
西暦 | 贅沢税対象となる 支払い給与総額 |
贅沢税 | MLB全球団 チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ナ・中地区 |
プレーオフ |
2024年 | 2億3479万ドル | - | 10位 | 3位 | - |
2023年 | 2億3030万ドル | - | 10位 | 2位 | - |
2022年 | 1億8051万ドル | - | 12位 | 3位 | - |
2021年 | 1億6567万ドル | - | 15位 | 4位 | - |
2020年 | 2億1627万ドル | - | 3位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2019年 | 2億3720万ドル | 742万ドル | 2位 | 3位 | - |
カブスはここ数年はチーム年俸総額をかなり抑えていますよね。
その割に成績はまずまずかと思います。
2023年は2位で、惜しくもワイルドカード枠を逃してしまい本当に悔しかった…
ダイヤモンドバックスに勝率7厘だけ及ばず、、、でしたので。
あと1勝違えば鈴木選手もプレーオフに行けた可能性が大きかったですね。
ちなみに2016年と17年は地区優勝で連覇していますし、2016年はワールドチャンピオンにもなっています。
贅沢税もある程度は覚悟で有力な選手を揃え、中地区で復権なるか…が今後の注目でもあります。
24シーズンの地区順位
鈴木選手のカブス戦を応援する場合は、日本でも配信で試合を見られるので大変便利です。
NHKでの生中継はまずありませんが、SPOTV NOWだと全試合配信があるのでおすすめですね。
2024シーズンも利用できる、カブス戦の生中継・配信サービスをこちらで解説しているので併せてご参照どうぞー♪
2024年も贅沢税は0円
カブスの2024年の推定総年俸は2億3479万ドル。(2024年11月時点)
すべてが確定するのはシーズンオフですが、おそらく24シーズンも贅沢税の課税はなしでしょう。
※カブスの場合、ここ3年間贅沢税は発生していません。
ちなみに課税発生ライン(閾値)としては2.37億ドルです。
チームの年俸総額がこれを超えると贅沢税が発生しますよ。