
BREAKING: Roki Sasaki announced he's signing with the Dodgers pic.twitter.com/VCb065SS9M
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) January 17, 2025
メジャーリーグ、ナ・リーグ西地区のロサンゼルス・ドジャース。
2024年のメジャー契約が済んだ、もしくは引き続き契約中!という選手たちを年俸ランキングという形でまとめています。
また年俸総額が決まると贅沢税の試算もできますのでそちらの結果も更新中ですよ。

ドジャース 平均年俸ランキング(ヤバすぎる…)
現在の平均年俸トップ5
- 大谷翔平:7000万ドル(約105億円)
- ムーキー・ベッツ:3042万ドル(約45.63億円)
- タイラー・グラスノー:2700万ドル(約40.97億円)
- 山本由伸:2731万ドル(約40.62億円)
- フレディ・フリーマン:2700万ドル(約40.50億円)
※円換算は1ドル150円で計算
2025年 平均年俸ランキング表+AAV
※2025/2/13更新
※AAV=贅沢税上の年俸であり、後払い考慮の現在価値を示します
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
AAV | FA年 |
1位 | 大谷翔平 2024年~10年7億ドル ➔大谷選手の年俸推移 |
7000万ドル | 105.00億円 | 4600万ドル 20年払い |
2033年オフ |
2位 | ブレイク・スネル 2025年~5年1億8200万ドル ➔スネルの年俸、契約内容 |
3640万ドル | 54.60億円 | 3174万ドル 18年払い |
2030年オフ |
3位 | ムーキー・ベッツ 2021年~12年3億6500万ドル ➔ムーキー・ベッツの年俸詳細 |
3042万ドル | 45.63億円 | 2555万ドル 24年払い |
2032年オフ |
4位 | タイラー・グラスノー 2024年~5年1億3656万ドル ➔グラスノーの年俸、成績 |
2731万ドル | 40.97億円 | 〃 | 2028年オフ |
5位 | 山本由伸 2024年~12年3億2500万ドル ➔山本由伸の年俸推移 |
2708万ドル | 40.62億円 | 〃 | 2035年オフ |
6位 | フレディ・フリーマン 2022年~6年1億6200万ドル ➔フリーマンの年俸推移など |
2700万ドル | 40.50億円 | 2470万ドル 19年払い |
2027年オフ |
7位 | テオスカー・ヘルナンデス 2025年~3年6600万ドル |
2200万ドル | 33.00億円 | 〃 | 2027年オフ |
8位 | タナー・スコット 4年7200万ドル |
1800万ドル | 27.00億円 | 〃 | 2028年オフ |
9位 | マイケル・コンフォルト | 1700万ドル | 25.50億円 | 〃 | 2025年オフ |
10位 | クリス・テイラー 2023年~4年6000万ドル |
1500万ドル | 22.50億円 | 〃 | 2026年オフ |
11位 | ウィル・スミス 2024年~10年1億4000万ドル ⇒ウィル・スミスの年俸、成績 |
1400万ドル | 21.00億円 | 〃 | 2033年オフ |
12位 | トミー・エドマン 2024年~2年1,650万ドル ⇒エドマンの年俸、成績 |
1328万ドル | 19.92億円 | 〃 | 2030年オフ |
13位 | カービー・イエーツ | 1300万ドル | 19.50億円 | 〃 | 2025年オフ |
14位 | マックス・マンシー 2024年~2年2400万ドル |
1200万ドル | 18.00億円 | 〃 | 2026年オフ |
15位 | ブレイク・トライネン | 1100万ドル | 16.50億円 | 〃 | 2026年オフ |
16位 | エンリケ・エルナンデス | 650万ドル | 9.75億円 | 〃 | 2025年オフ |
17位 | エヴァン・フィリップス | 580万ドル | 8.70億円 | 〃 | 2026年オフ |
18位 | トニー・ゴンソリン | 540万ドル | 8.10億円 | 〃 | 2026年オフ |
19位 | マイケル・コペック | 520万ドル | 7.80億円 | 〃 | 2025年オフ |
20位 | ミゲル・ロハス | 500万ドル | 7.50億円 | 〃 | 2025年オフ |
21位 | キム・ヘソン | 412万ドル | 6.18億円 | 〃 | - |
22位 | オースティン・バーンズ | 350万ドル | 5.25億円 | 〃 | 2025年オフ |
23位 | ブルスダール グラテロル | 270万ドル | 4.05億円 | 〃 | 2026年オフ |
24位 | アレックス・ベシア | 220万ドル | 3.30億円 | 〃 | 2026年オフ |
25位 | ダスティン・メイ | 214万ドル | 3.21億円 | 〃 | 2025年オフ |
26位 | アンソニー・バンダ | 120万ドル | 1.80億円 | 〃 | 2027年オフ |
年俸80万ドルの選手
- マイケル・グローブ
- ジェームズ・アウトマン
- ハンター・フェドゥッチア
- ディエゴ・カルタヤ
- アンディ・ペイジ
- ボビー・ミラー
- ランドン・ナック
- ニック・フラッソ
- カイル・ハート
- ギャビン・ストーン
- ベン・カスパリウス
- エメット・シーハン
- ライアン川
- ジャスティン・ウォロブレスキー
- ジャック・ドレイアー
- エドガルド・エンリケス
ドジャースと言えば何と言っても大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオ。
実際この3人の契約金額がずば抜けています。
尚、グラスノーが2024年からの契約をしましたが、年俸換算するとフリーマンと同じでした!
やっぱり計算できる先発投手はメジャーで非常に貴重ですよね!
そしてこの間に割って入ってきた山本投手、、、もう期待しかありませんね。
さらにさらに、2025年からはブレイク・スネルまで加入し、大谷さんに次ぐ高額年俸となっています。

大谷選手だけAAVに大きな差がある理由
基本的には平均年俸とAAV:贅沢税上の年俸には差はありません。
全く同じか、差があっても少しだけ。
ですが大谷選手はここの数値の乖離が異常なんですよね(^_^;)
これは契約金額の大半を後払い、繰り延べ支払いにしているからです。
これによりドジャースに余剰資金を持たせて、贅沢税の緩和効果を出しているわけです!
※他にはムーキー・ベッツ、フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスも長期の後払い契約になっています。

参考:メジャーリーグ 贅沢税の仕組み!大谷翔平のドジャースは後払い恩恵あり?
佐々木朗希はマイナー契約で650万ドル
2025年1月にドジャースとの契約が決まった佐々木朗希投手。
23歳なので25歳ルールが適用され、マイナーでの契約となっています。
それゆえに契約金は650万ドル。
マイナー契約としては安いわけではありませんし、ドジャース内での年俸でも1年目にしても高いほうです。
今後メジャーに昇格し、どんな活躍を見られるか楽しみにしましょう。
2024年 先発ピッチャーの年俸ランキング
ドジャースは先発ピッチャーの補強も急務でしたが、山本由伸とグラスノーを獲得し、今のところはこの二人が年俸1位2位。
フリオ・ウリアスはDVで2023年に逮捕されてしまい、2024年はちょっと読めません(^_^;)
とりあえず現時点では以下のメンバー内(+更なる補強)で先発ローテションを作ることになるでしょう。
年俸 順位 |
選手名 | 平均年俸 | 2023年 先発登板数 |
2023年 防御率 |
1位 | タイラー・グラスノー | 2731万ドル | 21 | 3.53 |
2位 | 山本由伸 | 2708万ドル | 23 | 1.21 ※オリックス |
3位 | フリオ・ウリアス ※不祥事&FAで契約なし? |
1425万ドル | 21 | 4.60 |
4位 | ウォーカー・ビューラー ※成績は2021年のもの。 22年に2度目のTJ手術 |
803万ドル | 33 | 2.47 |
5位 | クレイトン・カーショー | 500万ドル | 24 | 2.46 |
6位 | トニー・ゴンソリン ※TJで24年は全休確定 |
333万ドル | 20 | 4.98 |
7位 | ダスティン・メイ ※怪我で24年は不確定 |
168万ドル | 9 | 2.63 |
8位 | マイケル・グローブ | 77万ドル | 12 | 6.13 |
9位 | ボビー・ミラー | 72万ドル | 22 | 3.76 |
10位 | エメット・シーハン | 72万ドル | 11 | 4.92 |
補足ですが、上記はあくまでも「平均年俸」です。
例えば山本由伸投手は1年目に受け取る年俸は500万ドル+契約金5000万ドル。
そして2年目の年俸は1,000万ドルですから。
そこはお間違えのないように!
2024年オフでFAとなる選手たち(カーショウ、テオヘル…)
選手名 | 年齢 | ポジション | 2024年の年俸 (平均年俸) |
残留オプションや FA後のチーム、年俸など |
オースティン・バーンズ | 34歳 | 捕手 | 350万ドル | 💓球団オプションで1年延長 1年350万ドル |
ミゲル・ロハス | 35歳 | 内野手 | 500万ドル | 💓球団オプションで1年延長 1年500万ドル |
クレイトン・カーショウ | 36歳 | 投手(先発) | 500万ドル | 選手オプション行使で1年延長か ⇒結局行使せず、FAに! でもドジャースに残りそう |
ケビン・キアマイアー | 34歳 | 外野手 | 1050万ドル | 2024年をもって引退 |
テオスカー・ヘルナンデス | 32歳 | 外野手 | 2350万ドル | 💓ドジャースと再契約 3年総額6600万ドル |
ジャック・フラハティ | 29歳 | 投手(先発) | 1400万ドル | ⇒デトロイト・タイガースへ 2年総額3500万ドル ※1年後オプトアウト可能 |
ウォーカー・ビューラー | 30歳 | 投手(先発) | 803万ドル | ⇒レッドソックスへ 1年2105万ドル |
ジョー・ケリー | 36歳 | 投手(中継ぎ) | 850万ドル | 未定 |
エンリケ・エルナンデス | 33歳 | 内野手 | 1000万ドル | 💓ドジャースと再契約 1年650万ドル |
ブレーク・トライネン | 36歳 | 投手(中継ぎ) | 625万ドル | 💓ドジャースと再契約 2年総額2200万ドル |
2024、23、22シーズンの高額年俸ランキング
ドジャースは有名選手がけっこういたので、過去の年俸ランキングを見てみると楽しいですよ(^o^)
プロ野球にも来たトレバー・バウアーなんかはドジャースの年俸1位でしたし!
※以下、平均年俸1000万ドル以上の選手のランキング(AAVではありません)
順位 | 2024年 | 2023年 | 2022年 |
1位 | 大谷翔平 7000万ドル |
ムーキー・ベッツ 3042万ドル |
トレバー・バウアー 3400万ドル ➔横浜DeNAへ |
2位 | ムーキー・ベッツ 3042万ドル |
フレディ・フリーマン 2700万ドル |
デビッド・プライス 3100万ドル |
3位 | タイラー・グラスノウ 2731万ドル |
クレイトン・カーショウ 2000万ドル |
ムーキー・ベッツ 3042万ドル |
4位 | 山本由伸 2708万ドル |
ランス・リン 1900万ドル ➔カージナルスへ |
フレディ・フリーマン 2700万ドル |
5位 | フレディ・フリーマン 2700万ドル |
クリス・テイラー 1500万ドル |
トレイ・ターナー 2100万ドル ➔フィリーズへ |
6位 | テオスカー・ヘルナンデス 2350万ドル |
フリオ・ウリアス 1425万ドル |
1700万ドル クレイトン・カーショウ コディ・ベリンジャー ➔カブスへ ジャスティン・ターナー ➔レッドソックスへ |
7位 | クリス・テイラー 1500万ドル |
マックス・マンシー 1350万ドル |
クリス・テイラー 1500万ドル |
8位 | ウィル・スミス ジャック・フラハティ 1400万ドル |
エンリケ・ヘルナンデス J.D.マルティネス 1000万ドル |
クレイグ・キンブレル 1433万ドル ➔フィリーズ、オリオールズへ |
9位 | マックス・マンシー 1200万ドル |
- | ジョーイ・ギャロ 1028万ドル ➔ツインズへ |

ドジャース内の年俸総額と発生した贅沢税金額
西暦 | 贅沢税対象となる 支払い年俸総額 |
贅沢税 | LADの総年俸は MLBで何位? |
シーズン結果 ア・リーグ東地区 |
プレーオフ |
2024年 | 3億5302万ドル | 1億302万ドル | 1位 | 優勝 | ワールドシリーズへ |
2023年 | 2億6820万ドル | 1942万ドル | 4位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2022年 | 2億9333万ドル | 3240万ドル | 2位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2021年 | 2億8560万ドル | 3265万ドル | 1位 | 2位 | リーグ優勝決定 シリーズで敗退 |
2020年 | 2億465万ドル | - | 5位 | 優勝 | ワールドチャンピオン |
2019年 | 2億491万ドル | - | 4位 | 優勝 | 初戦敗退 |
ドジャースは3年連続で贅沢税の閾値を超えております。
そして2024年の総年俸はメジャーで1位になりました、、、あのニューヨーク・メッツの総年俸を抜くとは!
※大谷選手は結果として大規模な繰り延べ方式でしばらくは多額な贅沢税にはなりませんが、他の高額選手も増えたので贅沢税の発生額が増えています。
また地区優勝も毎年のようにしていますし、いい選手にお金をかけて成績も出すという良い循環になっているチームですよね!
2024年の贅沢税はいくら?1億302万ドルほど
2024年の贅沢税発生ラインの閾値は2億3700万ドルです。
それに対してドジャース年俸総額(贅沢税計算)が3億5302万ドル。
※12/24時点
はい、もう間違いなく贅沢税がたっぷり発生確定です。
具体的な課税額なんですが、計算したところとなりました!
- 閾値からのオーバー分である1億11603万ドルにベース税率50%をかけて5801万ドル
- さらに2000万ドル超過の部分に12%課税で240万ドル
- さらに2000万ドル超過の部分に45%課税で900万ドル
- 最後に第4閾値を超えた分に60%課税で3361万ドル
これを合算すれば約1億302万ドルとなります。

24年 ナ・リーグ西地区の順位と各チーム総年俸比較
順位 | チーム | 勝敗数 | 2024年 |
優勝 | ドジャース | 98勝64敗 | 3億5302万ドル |
2位 | パドレス | 93勝69敗 | 2億2774万ドル |
3位 | ダイヤモンドバックス | 89勝73敗 | 2億1908万ドル |
4位 | ジャイアンツ | 80勝82敗 | 2億4410万ドル |
5位 | ロッキーズ | 61勝101敗 | 1億6678万ドル |
年俸上位にいないけどドジャースで重要な選手
ジェームズ・アウトマン:年俸72万ドル
- 2018年:契約金15万7500ドル
- 2022年:年俸13万764ドル
- 2023年:年俸72万2500ドル
- 2024年:年俸77万ドル
2018年のMLBドラフト7巡目でドジャースが指名。
2022年にメジャーデビューし、2023年は新人王投票で3位に躍進した選手(外野手)です。
2024シーズン中に27歳になります。
成績としては151試合に出場し、ヒット120本、ホームラン23本。
打率.248、出塁率.353、OPS.790
次回の契約更改では間違いなく年俸100万ドルを超えて来るでしょう。
尚、シンプルにイケメンです!
✅2024年:打率.147、OPS.521(53試合、136打数20安打)
※ジェームズ・アウトマンの成績(スポーツナビ)
ギャビン・ラックス:年俸123万ドル
- 2016年:契約金231万4500ドル
- 2019年:年俸8万3552ドル
- 2020年:年俸9万6999ドル
- 2021年:年俸53万3691ドル
- 2022年:年俸72万ドル
- 2023年:年俸75万2500ドル
- 2024年:年俸123万ドル
2016年のMLBドラフト1巡目選手です!
2019年にメジャー契約し、21年102試合、22年は129試合に出場。
ただ2023年は膝前十字靭帯断裂の怪我で1試合も出られず…
おそらく2024シーズンからちょこちょこ試合に出てくると思います。
すぐにはレギュラーは厳しいと思いますが間違いなく期待の選手ですね。

追記:ギャビン・ラックスも前半戦はいまいちでしたが、後半戦かなり戦力になりました!プレーオフにも出てますしね。思った以上にアウトマンと対照的な結果になってます。
✅2024年:打率.251、OPS.703(139試合、439打数110安打)
※ギャビン・ラックスの成績(スポーツナビ)
トミー・エドマン(平均年俸825万ドル)
ベッツのケガの影響により、8月からドジャースにトレードで来たエドマン。
WBCにも韓国代表で出ていたカージナルスの選手ですね!
ドジャースでどこまでできるか最初は??でしたが、環境が変わってもこれまで通りの働きをしてくれました。
しかもプレーオフ、メッツとの地区優勝決定シリーズでは大活躍でMVPまで取るなんて…!
2年1,650万ドルでの契約なので決して安い年俸ではないのですが、ドジャース内では高いとも言えませんし、2025年も注目の選手としてご紹介させていただきました!
