HERE COMES FREDDIE
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— MLB (@MLB) October 30, 2024
ドジャースのMVPトリオの1人、フレディ・フリーマン。
ブレーブスからドジャースに来ても相変わらず凄い活躍ですが、一体彼の年俸はいくらくらいなんでしょうか。
現在の契約内容と年俸、そしてデビュー以降の年俸推移などをわかりやすくまとめておきましたよ!
ポイント
- フリーマンの2024年の年俸は2000万ドル
- 2025年シーズンは1500万ドルになります
- 契約金額としては2022年から6年1億6200万ドルで、平均年俸は2700万ドル
- 但し毎年の年俸受取額は同額ではありません。
- 38歳での契約期間終了後も、13年間の後払い(繰り延べ)あり
ーこれによりAAV(贅沢税上の年俸)は2467万ドルで計上 - 平均年俸としてはドジャース内で4位
➔ドジャースの年俸ランキング、年俸総額
このページで分かること
フレディ・フリーマンの現在の年俸、契約内容
- ドジャースとは2022年~6年1億6200万ドルで契約
- 平均年俸:2,700万ドル
- 2024年の年俸:2,000万ドル
フリーマンは元ブレーブスの選手。
ブレーブスとの6年契約を希望していたもののそれが叶わず、ドジャースから良いオファーがあったので契約という感じ。
金額的にもブレーブスと微妙に折り合いが付きませんでした。
そして年齢的にもこのままドジャースで引退でしょう。
個人的には毎年年俸以上の活躍をしてくれる素晴らしい選手だと思いますし大好きですね!
ブレーブスの選手や年俸に興味がある方はこちらもどうぞー!
ドジャースと6年1億6200万ドルで契約中
フリーマンの現在の契約は2022年から6年1億6200万ドルとなっています。
サインボーナスや出来高などはないシンプルなものですね。
尚、前年にムーキー・ベッツが12年総額3億6500万ドルという超大型契約をしています。
それと比べちゃうと少なく感じちゃうような…
ドジャース的にはかなりお買い得な契約だったのではないかと思います。
フリーマンの平均年俸2700万ドル
フリーマンがドジャースと締結している選手契約年数は6年。
なので契約金を6年で割れば平均年俸が出ます。
やってみましょう、、、
1億6200万ドル÷6年=2,700万ドル
はい、ちょうど2,700万ドルと出ましたね!
ドジャース内では年俸4位
年俸で気になるのがチーム内で上位何位くらいにいるのか?、ですね(^_^;)
あくまでも平均年俸での比較ですが、ドジャースの年俸ランキング(2024年)はこの通りになっておりますよ!
- 大谷翔平:7000万ドル(約100億円)
- ムーキー・ベッツ:3042万ドル(約43.5億円)
- 山本由伸:2708万ドル(約38.7億円)
- フレディ・フリーマン:2700万ドル(約38.6億円)
- タイラー・グラスノー:2700万ドル(約38.6億円)
参考:ドジャース 年俸ランキング|年俸総額やAAV(贅沢税サラリー)も算出済み
2024年から新加入の山本由伸投手に8万ドル差の4位です。
グラスノー投手とは同額。
フリーマンのMLBでのこれまでの実績から考えても、やっぱりもう少し高額年俸でも良いのでは?と思ったりもしますがどうでしょう。
現在(2024年)の年俸は2000万ドルだよ
フレディ・フリーマンの平均年俸は2700万ドルですが、2024年の年俸は2000万ドルです。
この差はなに?って感じですが、単に毎年もらう年俸の額に差があるだけです。
大型契約の場合は必ずしも契約年数で均等に支払われるわけでもありません。
しかも契約が終わる2027年までに全額もらうのではなく、2028年以降も毎引き続き年俸を受け取る形の契約になっていますよー。
51歳まで!1億6200万ドルの受け取り額の推移とAAV
フレディ・フリーマンとドジャースの選手契約は2027年で終了。
でもそれ以降、13年間に渡って年俸形式でお金の支払いがあります。
働いているわけではないので「年俸」という表現もどうかと思いますが、収入が継続するので引退後の対策として良いですよね。
西暦 | 契約年数&年齢 誕生日9/22 |
年俸 | 主な成績、受賞歴など |
2022年 | 1年目/33歳 | 2,000万ドル AAV:2,467万ドル |
オールMLBチーム 2nd 打率.325、HR21本、OPS.918 ※最多安打199本 ※最多出塁率.407 |
2023年 | 2年目/34歳 | 2,000万ドル AAV:2,467万ドル |
オールMLBチーム 1st 打率.282、HR22本、OPS.854 |
2024年 | 3年目/35歳 | 2,000万ドル AAV:2,467万ドル |
打率.331、HR29本、OPS.976 ワールドシリーズMVPに! |
2025年 | 4年目/36歳 | 1,500万ドル AAV:2,467万ドル |
- |
2026年 | 5年目/37歳 | 1,500万ドル AAV:2,467万ドル |
- |
2027年 | 6年目/38歳 | 1,500万ドル AAV:2,467万ドル |
- |
ここでドジャースとの選手契約自体は終了 | |||
2028年 | 39歳 | 400万ドル | - |
2029年 | 40歳 | 400万ドル | - |
2030年 | 41歳 | 400万ドル | - |
2031年 | 42歳 | 400万ドル | - |
2032年 | 43歳 | 400万ドル | - |
2033年 | 44歳 | 400万ドル | - |
2034年 | 45歳 | 400万ドル | - |
2035年 | 46歳 | 400万ドル | - |
2036年 | 47歳 | 500万ドル | - |
2037年 | 48歳 | 500万ドル | - |
2038年 | 49歳 | 500万ドル | - |
2039年 | 50歳 | 500万ドル | - |
2040年 | 51歳 | 500万ドル | - |
合計 | 16,200万ドル |
ポイント
AAVというのは「贅沢税の計算に用いるその選手の実質年俸」とお考えください。
平均年俸=AAVとならないのは、契約期間終了後にも後払いで年俸をもらっているケースです。
これは以下で説明中のように球団側のメリットにも繋がっているんですよー。
長期での後払い年俸のメリットとは?
フリーマンのような長期に渡る後払い形式の年俸受け取り。
なんのメリットがあってこれをやっているか疑問に思ったのですが、実は球団にも選手にもメリットがあります。
- 球団側:毎年の贅沢税を緩和できる
- 選手側:引退後も収入があって安心
選手側のメリットはすんなり理解できると思います。
ですが??なのが球団側のメリットですよね(^_^;)
実は契約金の一部を契約後の支払いにすることにより、契約自体の現在価値を低く計算することができるのです。
これで(僅かですが)チーム年俸総額を抑えることに繋がり、贅沢税発生ライン(閾値)内に収めたり、出たとしても課税額を緩和できる、と。
ざっくりこのように理解しておけば良いのですが、贅沢税について詳しく知りたい方は以下ページも参考にしてみてくださいね。
参考:メジャーリーグ 贅沢税の仕組み!大谷翔平のドジャースは後払い恩恵あり?
フリーマンの年俸推移《ブレーブス時代》
冒頭でもかきましたが、フリーマンは最初に契約したのがアトランタ・ブレーブスです。
2007年のMLBドラフト2巡目指名です。
そしてメジャーデビューが2010年の9月1日。
2011年にはほぼフルとなる157試合に出て、新人王の2位投票という活躍でした。
ちなみに年俸はまだ15万ドルほど。
※この年の新人王はクレイグ・キンブレル
2014年には25歳で8年1億3000万ドルの契約にサイン。
この時点で早くも平均年俸1,625万ドル(20億円以上)になっているわけですから凄い選手です。
2010年~2021年の年俸推移表(受賞歴や成績も)
西暦 | 年齢 | 年俸 | 受賞歴、目立つ成績など |
2007年 | 18歳 | - | MLBドラフト2巡目指名 (サインボーナス41万ドル) |
2010年 | 21歳 | 7万ドル | - |
2011年 | 22歳 | 15万ドル | 新人王投票2位 |
2012年 | 23歳 | 54万ドル | - |
2013年 | 24歳 | 56万ドル | MVP投票5位 |
2014年 | 25歳 | 513万ドル | 8年1億3000万ドル契約 (サインボーナス288万ドル) |
2015年 | 26歳 | 850万ドル | - |
2016年 | 27歳 | 1,200万ドル | ※サイクルヒット達成 |
2017年 | 28歳 | 2,050万ドル | - |
2018年 | 29歳 | 2,100万ドル | ゴールドグラブ賞 ※最多安打191本 |
2019年 | 30歳 | 2,100万ドル | シルバースラッガー賞 オールMLBチーム 2nd |
2020年 | 31歳 | 815万ドル | ナ・リーグMVP ハンク・アーロン賞 シルバースラッガー賞 オールMLBチーム 1st |
2021年 | 32歳 | 2,200万ドル | シルバースラッガー賞 オールMLBチーム 2nd ※サイクルヒット達成 |
フレディ・フリーマンにとってブレーブス最終年になった2021年。
この時点でブレーブスでの年俸ランキング1位になっていました。
名実ともにチームのトップです。
その後はオースティン・ライリーやマット・オルソンなどが高額年俸選手となりました。
また2023年MVPのロナルド・アクーニャJr.は平均年俸1250万ドルでした。
複数年契約のため、MVPを取った今でもこれは変わっていません。
フリーマンのブレーブス⇒ドジャースの経緯
フリーマンはブレーブスでFAになった際に、希望の契約年数&金額を提示されませんでした。
ですがその差はほんのわずか。
最後はブレーブスが歩み寄るかと思ったのですが開幕1か月を切っても決まらず…
そこでブレーブスは代わりにマット・オルソン(元アスレチックス)の獲得に動きます。
結果としてフリーマンは愛着のあるブレーブスを出たのですが、非常に劇的というかドラマチックな動きでした!事件と言っても良いレベルかも(;'∀')
年俸以上の働き?フリーマンのプレーオフの成績・安定感が凄い
高額年俸に見合うだけどの働きをレギュラーシーズン通してできる人は多いです。
ですが短期決戦のプレーオフでもそのパフォーマンスを発揮し続ける選手は意外と少ないんですよね。
でもフリーマンは違います。
2024年で8回目のプレーオフ経験となりましたが、通算成績はOPS.9を超え、かなり打ちまくっているんですよね。
特に2024年にはワールドシリーズ(対ヤンキース)でMLB初となる4試合連続ホームラン!
※この時点で21年ブレーブス時代から続く、プレーオフ新記録6試合連続ホームラン
2024年 Wシリーズ |
試合状況 | 相手ピッチャー |
第1戦 | 10回裏 2-3からの サヨナラ逆転満塁弾 |
ネストル・コルテス |
第2戦 | 3回裏 3-1から ソロホームランで追加点 |
カルロス・ロドン |
第3戦 | 1回表 0-0から貴重な先制2ラン ※大谷選手が四球で出塁 |
クラーク・シュミット |
第4戦 | 1回表 0-0から貴重な先制2ラン ※大谷アウト、ベッツ二塁打からのHR ※WS6試合連続HRで新記録 |
ルイス・ギル |
That’s World Series MVP @FreddieFreeman5 to you pic.twitter.com/RQrDoDhguo
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 31, 2024
WS1戦目:10/26(土)10回裏の逆にサヨナラ満塁ホームラン!
IT'S GONE
IT'S GONE
IT'S GONE
IT'S GONE
FREDDIE FREEMAN #WALKOFF GRAND SLAM pic.twitter.com/LlVU1ZGyGx— MLB (@MLB) October 26, 2024
WS2戦目:10/27(日)テオヘルとの2者連続HR
※10/27(日)テオヘルとの2者連続HR
FREDDIE FREEMAN GOES BACK-TO-BACK! #WORLDSERIES pic.twitter.com/xwRHRb3IoM
— MLB (@MLB) October 27, 2024
WS3戦目:10/29(火)亜脱臼の大谷さんを一塁に置いて2ラン!
FREDDIE FREEMAN, YOU ARE UNREAL. #WORLDSERIES pic.twitter.com/nmKvgGEMYQ
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) October 29, 2024
WS4戦目:10/30(水)また初回に2ラン!6試合連発となりMLB新記録
HERE COMES FREDDIE
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— MLB (@MLB) October 30, 2024
まとめ:フリーマンの年俸推移を振り返り!日本円換算済み
それでは最後にフレディ・フリーマンの野球人生における年俸推移をまとめます。
ブレーブスでのメジャーデビューから今のドジャースまで、以下のような推移になってますよ!
イメージしやすいように日本円換算もしておきました!
西暦 | 年齢 | 年俸 | 日本円換算 ※1ドル143円 |
補足説明 |
2010年 | 21歳 | 7万ドル | 0.10億円 | 9月、ブレーブスで メジャーデビュー |
2011年 | 22歳 | 15万ドル | 0.21億円 | - |
2012年 | 23歳 | 54万ドル | 0.77億円 | - |
2013年 | 24歳 | 56万ドル | 0.80億円 | - |
2014年 | 25歳 | 513万ドル | 7.33億円 | ブレーブスと8年契約️ |
2015年 | 26歳 | 850万ドル | 12.16億円 | - |
2016年 | 27歳 | 1,200万ドル | 17.16億円 | - |
2017年 | 28歳 | 2,050万ドル | 29.32億円 | - |
2018年 | 29歳 | 2,100万ドル | 30.03億円 | - |
2019年 | 30歳 | 2,100万ドル | 30.03億円 | - |
2020年 | 31歳 | 815万ドル | 11.65億円 | リーグMVP獲得 |
2021年 | 32歳 | 2,200万ドル | 31.46億円 | - |
2022年 | 33歳 | 2,000万ドル | 28.60億円 | ドジャースと6年契約️ |
2023年 | 34歳 | 2,000万ドル | 28.60億円 | - |
2024年 | 35歳 | 2,000万ドル | 28.60億円 | - |
2025年 | 36歳 | 1,500万ドル | 21.45億円 | - |
2026年 | 37歳 | 1,500万ドル | 21.45億円 | - |
2027年 | 38歳 | 1,500万ドル | 21.45億円 | 6年契約終了 ここで現役引退? |
2028年 | 39歳 | 400万ドル | 5.72億円 | 年俸後払いスタート |
2029年 | 40歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2030年 | 41歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2031年 | 42歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2032年 | 43歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2033年 | 44歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2034年 | 45歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2035年 | 46歳 | 400万ドル | 5.72億円 | - |
2036年 | 47歳 | 500万ドル | 7.15億円 | - |
2037年 | 48歳 | 500万ドル | 7.15億円 | - |
2038年 | 49歳 | 500万ドル | 7.15億円 | - |
2039年 | 50歳 | 500万ドル | 7.15億円 | - |
2040年 | 51歳 | 500万ドル | 7.15億円 | - |
合計 | 28,159万ドル ≒2億8,000万ドル |
402.67億円 | ※契約金、インセンティブ は含んでおりません。 |
もし今後トレードになったとしてもドジャースとの契約はずっと有効です。
なので生涯年俸(生涯収入)としては2億8,000万ドルは確定です。
※ここにサインボーナスは含まず。でもフリーマンの場合はサインボーナスはそんなに多くはないです。
ちなみに同僚である大谷翔平さんはドジャースでの10年で7億ドルですし、これにスポンサー料などもいっぱい…ちょっと次元が違いますよね。
あとは補足情報としてドジャースの応援のための生中継・配信の視聴方法まとめページもこちらに作りました。
知っている内容もあるかと思いますがどうぞご参照くださいませー。