エンゼルス大谷選手の2023年ホームランダービー出場は完全になくなりましたね(^_^;)
でもア・リーグ2位のルイス・ロバートが出ますし、けっこう魅力的な参加者が集まってます。
オールスター前日のお祭り、日本でも楽しみましょう♪
ポイント
2023年はゲレロが優勝
Stuntin' Like His Daddy.
The Guerreros are the first father-son duo to win the #HRDerby. pic.twitter.com/Go9Wr3fSCF
— MLB (@MLB) July 11, 2023
このページで分かること
ホームランダービー2023はいつ開催?オールスターの前日7/11(火)です!
ホームランダービーはシンプルに1日間だけの開催です。
いつからいつまで、なんて長いイベントではないんです。
メジャーリーグの前夜祭的なイベントなので、以下の日程で行われますよ!
- 現地:2023年7月10日(月曜日)18:00ころ
- 日本時間:2023年7月11日(火曜日) 9:00ころ
つまりオールスターはこの次の日に開催されます。
開催日 | ホームランダービー | オールスター |
アメリカ現地時間 | 7月10日(月) 18:00ころ |
7月11日(火) |
日本時間 | 7月11日(火) 9:00ころ |
7月12日(水) |
日本での放送(生中継、配信)はこの3つ!
大谷選手がホームランダービーに出た2021年、日本でも中継がありました。
そして2022年、大谷選手はダービーには出ないものの、ちゃんと生放送、ありました!
ですが・・・
そして2023年、以下の3つで生中継、生配信が楽しめます!
J SPORTSはスカパーでサクッと1ヶ月分だけで解約できるので気が楽だと思います。
またSPOTV NOWは月1,200円で見られるのが良いですね!
※初めての利用であれば最初の31日間は無料で利用できます
しかも現地英語解説か日本語解説でホームランダービーが楽しめます!
日本人メジャーリーガーの試合も毎日ライブ配信されている点もすごく大きいと思います!
※J SPORTSでは2022年のホームランダービーは高橋尚成さんの解説でした!ちなみに今年は多村仁志さん、AKI猪瀬さんのコンビ!
弊社所属MLBジャーナリストのAKI猪瀬。
7月11日(火) jsports MLB中継2023
放送時間8時45分〜12時15分
『ホームランダービー』解説です。
AKI猪瀬『This is MLB』是非お聞き下さい!#AKI猪瀬 #jsports_yakyu #ohtani_shotime #kodaisenga #mlbjp #ASG2023 #1242_PR #chuspo #tochu_sports #fujitv pic.twitter.com/C45ltY5fpI— BROOKLYN HIGHTS (@masatakano57) July 10, 2023
無料ならNHK-BSに期待
無料であれば、現時点での一番の有力候補はNHK-BS1ですね。
※厳密に言えば、受信料が発生しているので無料ではないんですけどね(^_^;)
過去にもホームランダービー、更にはオールスターの生中継をしています。
普段からエンゼルス戦の生放送をちょこちょこやっていますし、ホームランダービーのニーズも今年はマックスに高いはず。
NHK契約中の方は、無料感覚でどうぞ楽しんでください。
MLBオールスターゲームに
選出された
日本選手ふたりのあいさつMLB #ホームランダービー
BS1 このあと 午前8時55分#オールスター ゲーム
BS1 あす(12日) 午前8時MLB放送予定👇https://t.co/Gjm2RfPUJD#mlbbs1#大谷翔平 #エンジェルス#千賀滉大 #メッツ pic.twitter.com/4OT2gLiGJV
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 10, 2023
2023年 ホームランダービーの参加者と組み合わせ、結果
選手名/年齢 | チーム | リーグ | 今季HR数 | |
1回戦vs | ルイス・ロバートJr.(25歳) ※HRランキング2位 |
ホワイトソックス | ア・リーグ | 25本 |
アドリー・ラッチマン(25歳) | オリオールズ | ア・リーグ | 11本 | |
1回戦vs | ピート・アロンソ(28歳) ※2019、21年連覇 |
メッツ | ナ・リーグ | 25本 |
フリオ・ロドリゲス(22歳) ※2022年準優勝 |
マリナーズ | ア・リーグ | 13本 | |
1回戦vs | ムーキー・ベッツ(30歳) | ドジャース | ナ・リーグ | 23本 |
ゲレーロJr.(24歳) ※2019年準優勝 |
ブルージェイズ | ア・リーグ | 13本 | |
1回戦vs | アドリス・ガルシア(30歳) | レンジャーズ | ア・リーグ | 21本 |
ランディ・アロザレーナ(28歳) | レイズ | ア・リーグ | 16本 |
1回戦:フリオ・ロドリゲスが脅威の41本!
【 #2023オールスター 】ホームランダービーの第1ラウンドは見どころたっぷり👀
ラッチマンのスイッチヒッティング劇場🤯
フリオ・ロドリゲスの1ラウンドでの歴代最多41本😱
様々な名シーンが生まれた第1ラウンドを振り返りましょう!#NXNipponExpress pic.twitter.com/QO3ztwAFOH— MLB Japan (@MLBJapan) July 11, 2023
- ⭕️ルイス・ロバートJr.:28本
- ❌アドリー・ラッチマン:27本
- ❌アドリス・ガルシア:17本
- ⭕️アロザレーナ:24本
- ❌ピート・アロンソ:21本
- ⭕️フリオ・ロドリゲス:41本
- ❌ムーキー・ベッツ:21本
- ⭕️ゲレーロJr.:26本
準決勝、決勝:ゲレーロJr.が優勝!
- ❌ルイス・ロバートJr.:22本
- ⭕️アロザレーナ:35本
- ❌フリオ・ロドリゲス:20本
- ⭕️ゲレーロJr.:21本
- ❌アロザレーナ:23本
- 👑ゲレーロJr.:25本 🎉🎉🎉
【死闘の果て】MLBホームランダービー、優勝は史上初の親子制覇となったゲレーロJr.!決勝で戦ったアロザレーナと“腕組みポーズ”で健闘をたたえ合うpic.twitter.com/IMLofUj7dW
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 11, 2023
MLB ホームランダービーのルールについて
メジャーリーグのホームランダービー自体、日本人はちょっと馴染みが薄いですよね。
ですがルールは至ってシンプルなトーナメント形式!
こんな感じです。
- オールスター出場選手から8名が選抜され、トーナメント形式で争う
- 制限時間は4分!
- 440フィート(=約134.1m)以上のホームランを2本以上打つと、制限時間に30秒が追加される
- 疲れるので、45秒間のタイムアウトを1度だけ使用可能(決勝では更に30秒の休みも1度使える)
- 本数が同じだった場合は、更に1分間タイブレークでの競争が始まる
- それでも決まらない場合は、3スイングずつで勝負!
1対1のトーナメント方式なので、決勝まで進めば全部で3回頑張らないといけません。
時間にしたら、最低でも12分間以上ですね!
それ故、ホームランダービーは体力的にかなりハードと言われています。
これで調子を崩してしまう選手も多いのですが、大谷選手曰く「何事も経験だ」とのこと!
確かにそうですね!
2021年はルール改正あり!
さきほど説明したホームランダービーのルールですが、2021年はルール改正がありました。
2021/07/09の発表です。
具体的には持ち時間の変更ですね。
- 1回戦、2回戦(準決勝):3分
- 3回戦(決勝):2分
- 45秒間のタイムアウト使用は各ラウンド1回ずつ
- 持ち時間終了後、1分の休憩後に30秒のボーナスタイム追加
- 475フィート(約144.8メートル)以上のホームラン1本で、ボーナスタイム30秒追加
- 後攻選手が先行選手の本数を抜いたらその時点で終了
これはバッターへの負荷を懸念してのルール変更です。
みなさん、これでだいぶ楽になったと思いますし、怪我やスランプのことを考えると良いルール改正だと思います(*^^*)
詳細:HRダービーのルールが一部変更 打者の負担を考慮した内容に(MLB.jp)
ホームランダービーの新記録保持者は誰?
現在の制限時間制が導入されてから、という条件付きですが、最高記録はゲレーロJr.です。
そう、今年も大谷選手とバンバンホームランキング争いをしていますね!
彼が2019年に出した記録で、第2ラウンドで40本、そして3ラウンド合計で91本のホームランを打っていますよ。
但しこの時は決勝でアロンソに敗れています。
優勝者ではないけども、本塁打の合計本数ではトップでした。
歴代の優勝者
ホームランダービーで現在のトーナメント形式になったのは2015年からです。
なので、その年からの歴代優勝者をまとめておきました。
決勝で誰とあたったのか?何本打ったのか?も一緒に記載しておきますね!
開催年 | 優勝者 | 準優勝者 |
2015年 | トッド・フレイジャー(15本) | ジョク・ピーダーソン(14本) |
2016年 | ジャンカルロ・スタントン(20本) | トッド・フレイジャー(13本) |
2017年 | アーロン・ジャッジ(11本) | ミゲル・サノ(10本) |
2018年 | ブライス・ハーパー(19本) | カイル・シュワーバー(18本) |
2019年 | ピート・アロンソ(23本) | ゲレーロ・ジュニア(22本) |
2020年 | 開催なし | |
2021年 | ピート・アロンソ(23本) ※史上初、連覇! |
トレイ・マンシーニ(22本) | 2022年 | ファン・ソト(19本) | フリオ・ロドリゲス(18本) | 2023年 | ゲレーロ・ジュニア(25本) ※史上初、ダービー優勝! |
アロザレーナ:(23本) |
日本のホームランダービーとの違い(賞金、制限時間)
日本のプロ野球(NPB)でもホームランダービーはやっています。
こちらのほうが馴染みはありますよね!
実は日本でのホームラン競争もルール変更をけっこうしています。
で、現在の形はメジャーに非常に違いのですが、制限時間が2分間ということ。
そして賞金が激安の100万円です。
メジャーは優勝したら約1億円ですからね!
1対1のトーナメント制である点は同じですよ!
日米の違い | アメリカ | 日本 |
制限時間 | 4分間 | 2分間 |
休憩 | あり | なし |
優勝賞金 | 1億円 | 100万円 |
ホームランダービーでは誰が投げるの?バッティング投手?
これは豆知識的な話になりますが、ホームランダービーに参加する打者によって誰が投手役をするのかは異なります。
練習の時のバッティングピッチャーかな?とも思ったんですが、絶対的なルールはないようですね。
結局、そのバッターが打ちやすい、相性の良い人が投げるみたいです。
大谷翔平のバッティングピッチャーはブルペン捕手・ブラウン氏
大谷選手がホームランダービーに出る際、投げるのはブルペン捕手のジェイソン・ブラウンという人です。
実はこの人はメジャー経験もない47歳なんですね!
でもエンゼルスでの球団スタッフとして働いています。
※過去にはヤンキースで5年間キャッチングコーチもしています。
2020年にキャンプ中に大谷選手の打撃投手をやっていたということで、その時に大谷選手が打ちやすい球筋だなーと感じたのかもしれません。
2021年 大谷選手のインスタでの出場表明動画がかっこよすぎる!
これ、もう見た方も多いと思います。
もし見ていないなら必見、見たとして何度も見ましょう笑
大谷選手のインスタにて、ホームランダービーへの出場を表明する動画形式の投稿がありましたね!
これまでのホームラン時の映像、そして裏で流れる英語実況が最高すぎです。
We've said it before & we'll say it again: he does it all.
Shohei Ohtani will participate in the Home Run Derby!
大谷翔平がホームラン・ダービーに出場!— Los Angeles Angels (@Angels) June 18, 2021
2022年《決定》メジャーホームランダービーの参加選手は誰?
※以下の動画は2021の出場者8人です。
2022年7月15日、遂に参加者枠8人が全て決定です!
大谷さんはもちろん、トラウトやゲレロJr.、ジャッジなども出ません(^_^;)
ただ今年もホームランダービー最強のアロンソ、そしてナ・リーグHRトップのシュワーバーが出るなど楽しみすぎる!
シュワーバーは去年は辞退していたのに、今年は心境の変化でもあったんでしょうか。
※現時点での参加決定(もしくは参加意思表明)選手
⇒8名のエントリーが完了しました!
- ピート・アロンソ(メッツ) ※2021の優勝者
- ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
- アルバート・プホルス(カージナルス)
- ファン・ソト(ナショナルズ)
- カイル・シュワーバー(フィリーズ)
- フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
- ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
- コーリー・シーガー(レンジャーズ)
日本人としては大谷選手がホームランダービーに出るか?が大注目。
後半戦に影響してほしくないですが、出るなら今年も優勝目指して頑張って欲しいです!
その場合、ピッチャーはもう少し人選を考えたほうがいいかも、ですね(^_^;)
ファン・ソトが優勝!
そして・・・優勝はファン・ソト選手に決定です!
【 #ナショナルズ 】フアン・ソトがホームランダービー優勝!!フリオ・ロドリゲスを破って頂点に立ちました!!おめでとうございます🎉#MLBHRダービー#NX #NIPPONEXPRESS pic.twitter.com/0ePv9NiZ1E
— MLB Japan (@MLBJapan) July 19, 2022
2021年《アロンソ2連覇》優勝はミスターホームランダービー!
ホームランダービー2021の優勝者はアロンソに決まりました!
2020年の開催はなかったですが、2019年に続いて2連覇、合計で3回目の優勝です。
アロンソは1回戦で既に格の違いを見せていましたね…ホームランを打つコツを会得しているようなバッティングでした。
そして大谷さんは1回戦でソト選手に延長、再延長の末に破れました。
仮に勝っていたとしても、2回戦でアロンソに負けていたと思います…。
ですが体力温存、怪我回避の観点で言えばプラスだったかもしれません(^_^;)