横浜DeNAの左腕と言えば今永昇太投手。
今永先生の2023年シーズン年俸は1億4000万円でしたが、カブス移籍決定で年俸も大きく跳ね上がりました!
またメジャー挑戦の移籍金についても情報をまとめております。
このページで分かること
2024年 今永昇太の年俸と推移、成績(横浜➔カブス)
今永昇太投手は2023年でプロ8年目。
ドラフト1位・年俸1500万円から始まり、現在は1億4000万円になっています!
そして2024年はメジャリーグ、シカゴ・カブスでの4年契約が始まりますよ!
✅広島での年俸推移:1500万円➔4000万円➔8400万円➔6700万円➔1億3600万円➔1億円➔1億円➔1億4000万円
✅カブスでの年俸推移:900万ドル(+サインボーナス100万ドル)➔1300万ドル➔1500万ドル➔1500万ドル
※4年5300万ドル
※2年目以降、5年総額8000万ドルになる可能性もあり
年俸推移表(成績も)
西暦 | 年齢 ※誕生日9/1 |
年俸 | この年の活躍、成績 |
2015年 | 22歳 | 契約金1億円 | 駒澤大学で2年生の春季リーグ戦からエースに。 3年生の春季リーグ戦で3試合連続完封勝利を記録 |
2016年 ※ドラフト1位 横浜DeNA入団 |
23歳 | 1500万円 | 22試合登板、防御率2.93、WHIP1.08 |
2017年 | 24歳 | 4000万円 | 24試合登板、防御率2.98、WHIP1.13 |
2018年 | 25歳 | 8400万円 | 防御率6.80で4勝11敗。過去最悪とも言える成績。 途中から中継ぎも経験 |
2019年 | 26歳 | 6700万円 ※年俸ダウン |
防御率2.91、WHIP1.08、13勝と完全復活 WBSCプレミア12でも活躍 |
2020年 | 27歳 | 1億3600万円 | 年俸1億超えしたけど調子いまいち。 左肩のクリーニング手術を受ける。 |
2021年 | 28歳 | 1億円 ※年俸ダウン |
19試合登板、防御率3.08、WHIP1.03 |
2022年 | 29歳 | 1億円 ※年俸維持 |
21試合登板、防御率2.26、WHIP0.94 日ハム戦でノーヒットノーラン達成 ※投手としてキャリアハイの成績 |
2023年 | 30歳 | 1億4000万円 | 防御率2.80、WHIP1.05、最多奪三振174をマーク WBC日本代表としても投げる ➔ポスティングでのメジャー挑戦へ |
2024年 ※カブス入団 4年総額5300万ドル |
31歳 | 1325万ドル | デビュー戦で初勝利! 6回2アウトまでノーノー継続でした! ⇒今永昇太の次回登板予定日、成績など |
2025年 | 32歳 | 1325万ドル | ー |
2026年 | 33歳 | 1325万ドル | ー |
2027年 | 34歳 | 1325万ドル | ー |
今永昇太の年俸推移⤴ヒストリー
2016年:即戦力8勝、防2.93で年俸2500万円アップ
プロ1年目の2016年。
22試合に登板して8勝9敗。
負け越しではあるものの、防御率2.93で十分即戦力として機能しましたよね!
オフの契約更改で2500万円アップし、年俸4000万円を勝ち取っています。
2017年:11勝を挙げ、年俸倍増の8400万に!
前年と比較して数値的な上昇はなかったですが、勝ちが増えて負けが減りました。
この年は11勝7敗、防御率2.98、WHIP1.13。
何と年俸4000万円から2倍の8400万円です!
2019年:自己最多の13勝で年俸1億3600万円
前年は4勝11敗と苦戦しましたが、一気に13勝と完全復活!
※ちなみに13勝目は自身の誕生日♪
防御率2.91、WHIP1.08。
これを評価されて年俸が6700万円➔1億3600万円と大幅アップです。
2022年:ノーヒットノーラン達成、数値的にもキャリアハイ
交流戦の日ハム戦でノーヒットノーランを達成!
年間成績も素晴らしく、防御率、QS率はリーグ3位、WHIPはリーグトップとなりました。
※防御率2.26、WHIP0.94
年俸も自己最高で契約更新となり、1億4000万円に突入です。
今永昇太とカブスの契約詳細、年俸に関して
- 2024年から4年総額5300万ドルの契約
- 平均年俸は1325万ドル
※これはチーム内でも上位で、カブス年俸ランキングで6位となっています。 - 2年後、3年後のオフに、1年延長して5年総額8000万ドルにできる球団オプションあり
- 但し球団オプションが行使されない場合、今永投手がFAになる権利を行使できる
レア!2年目3年目オフに球団オプションあり
今永昇太選手の契約内容はちょっとレアです。
まず基本となるのが4年総額5300万ドル。
契約金(サインボーナス)が100万ドルで、それ込みで平均年俸としてはシンプルに4年で割って1325万ドルとなりますね!
ですが2年目オフ、3年目オフに、契約内容を「5年総額8000万ドル」にできる球団オプションが付きます。
つまり今永昇太選手の活躍を見て、あと1年多く保有したいとカブスが思えるかどうか。
さらにカブスがこの球団オプションを行使しなかった場合は、今永さん側がFAになるか契約続行するかを決められるオプションもあるんですね。
もしFAにならないなら、今永さんが来季1500万ドルで契約できます。
※カブスが5年目の延長をしない場合の年俸推移
900万ドル(+サインボーナス100万ドル)➔1300万ドル➔1500万ドル➔1500万ドル
出来高やトレード拒否権について
まず出来高ですが、大きなところで言えばこの2点です。
- 新人王獲得:25万ドル
- サイ・ヤング賞獲得:100万ドル
またおそらくですが、各賞での投票5位以内ならいくら…という設定もありそうですね。
そしてトレード拒否権は一部のチームに対してあるようです。
ですが2年目3年目にカブスが延長オプションを行使した場合、トレード拒否権は全球団に対して敷かれることになりますよ。
横浜DeNAへの譲渡金は最小14億円、最大20億円!
今永昇太選手のポスティング移籍に伴う横浜DeNAへの譲渡金。
こちらは4年5300万ドルをベースに計算するなら982万5000ドルとなります。
日本円にして約14億円ちょっと。
尚、譲渡金の計算方法は以下の通りです。
- 最初の2500万ドル×20%=500万
- 次の2500万ドル×17.2%=437万5000ドル
- 最後の300万ドル×15%=45万ドル
- 合計:982万5000ドル
尚、カブスの球団オプションが行使されて5年総額8000万ドルとなった場合、追加の譲渡金が発生。
こうなると譲渡金は1387万5000ドルとなり、約20億円にまで膨らみますよ。
《比較》今永選手の契約金額は日本人7番目!
過去にプロ野球からメジャーリーグに挑戦した日本人はたくさんいますが、契約金額が高騰してきたのはつい最近ですよね。
トップはもちろん、ドジャース山本由伸選手。
この方はちょっと別格すぎるのですが、過去のデータと比較してみると今永昇太選手は7番目の高額契約金になっていました。
- 山本由伸(ドジャース):12年 3億2500万ドル
- 田中将大(ヤンキース):7年 1億5,500万ドル
- 吉田正尚(レッドソックス):5年 9,000万ドル
- 鈴木誠也(カブス):5年 8,500万ドル
- 千賀滉大(メッツ):5年 7500万ドル
- ダルビッシュ有(レンジャーズ):6年 6,000万ドル
- 今永昇太(カブス):4年 5300万ドル
そして「メジャー移籍時」に限定しなければ、日本人で最も契約金額・年俸が高いのは大谷翔平選手ですね。
これはもうぶっちぎり、誰もこれは抜けません(^_^;)
ドジャースと10年7億ドルということで、北米スポーツの契約金額トップを大きく更新しましたから。