メジャーリーグ 大谷翔平

【MLB最新】大谷翔平のWARはいくつ?2022年現在のfWAR、rWARがコレ

MLB2022シーズンが終わりましたが、大谷選手のWARは9.6!これはMVPに輝いた2021シーズンを上回るものです!

メジャーリーグでかつて無いほどに活躍する大谷翔平選手。

2021年はア・リーグMVPにもなりましたが、これはWARの数値も大いにプラスに働きました。

というか、現在のMLBにおいてはWARこそがMVPを決める大きな要因の1つと言っていいです。

ということで、大谷翔平の現在のWARを確認しながら、再度のMVP受賞を夢見て過ごしましょう♪

大谷選手に限らず、他のMLB選手のWARがいくらなのか?も同じ方法でチェック可能ですよー。

リーグMVPは「War賞ではない」ですが、1つの指標として大いに参考にされる傾向にあります。高いに越したことはありません。

WRAには実は2種類ある!fWRAとrWAR

WARは野球の統計学であり、算出する2つの会社によって違いがあります。

走攻守をいろんな指標で評価したものという大枠部分は同じ。

ですがその中の細かい評価指標・基準に違いがあるわけですね(^_^;)

大谷翔平の2022年現在のWAR

fWARとrWARのどちらで見るかによって違いますが、大差はありません。

どちらも上位に入っている選手は同じになりやすいです。

まずfWARですが、こちらはシーズンを2022に、テームをAL(アメリカンリーグ)にしましょう。

※大谷さんのエンゼルスはアメリカンリーグなので。

その上で、「Shohei Ohtani」がどこにいるかを探すだけ。

例えば2022年6月24日時点では3.2ポイントで8番目にいた、ということがわかります。

大谷翔平の2022年のfWAR

  • ラファエル・デバース(レッドソックス):4.0
  • アーロンジャッジ(ヤンキース):4.0
  • ホセ・ラミレス(ガーディアンズ):3.9
  • マイク・トラウト(エンゼルス):3.6
  • ザンダーボガーツ(レッドソックス):3.3
  • ケビン・ゴーズマン(ブルージェイズ):3.3
  • ヨルダン・アルバレス(アストロズ):3.3
  • 大谷翔平(エンゼルス):3.2

そしてもう1つのrWARも見方はほぼ同じ。

2022年のSeasoalで見ればいいだけで、「Shohei Ohtani」は3.1ポイントでMLB全体で14位タイということがわかりました。

ア・リーグだと7番目です。

rWARに関してはリーグの選択が出来ません。

ナ・リーグの選手も入っているので、ご自身でア・リーグの選手だけピックアップして大谷選手と比べる必要がありますね(^_^;)

大谷翔平の2021年のrWAR
※これも2022年6月24日時点のものです。

  • マイク・トラウト(エンゼルス):3.9
  • ラファエル・デバース(レッドソックス):3.8
  • アーロン・ジャッジ(ヤンキース):3.5
  • ホセ・ラミレス(ガーディアンズ):3.5
  • ヨルダン・アルバレス(アストロズ):3.3
  • マーティン・ペレス(レンジャース):3.2
  • 大谷翔平(エンゼルス):3.1
というわけで、fWARにしてもrWARにしても、ポイント的にはほぼ同じ選手が上位に来てますよね!その中で多少順位が違う程度、って感じになります。

大谷さんは打者+ピッチャーとしての合算ポイント

これはメジャーでも大谷さんだけの例外なんですが、打者としてのポイントと投手としてのWARポイントが合算された数値になっているんですね。

こんなの、他の選手を見てもありえません。

※普通の野手であれば攻撃(打撃&走力)+守備でのポイント合算のみ

2022年6月時点では、大谷さんは打撃成績だとジャッジやアルバレスに大きく負けているんですよね(^_^;)

ですがピッチャーでは防御率2.90ですし、そこで補っている形になっています。

投打がどちらも最高レベルの活躍であれば、他の選手には到底無理なポイントになってくるでしょう。

これが二刀流がWARにおいて有利な点。

でもどちらか中途半端に終われば意外とWARポイントは伸びません。

どちらも平均以上で突出させないと、結局は上位には出て来ないのです。

大谷は不利?DHは守備なしなので守備位置補正が入ってマイナス

WARはいくつかの指標のトータルポイントですが、守備においてはDHはかなり不利です。

というのも、守備がないので「守備位置補正の観点において」大きめのマイナスになってしまうんですね(^_^;)

なので二刀流の大谷さんにとってはその点がけっこう不利です。

例えばこれ、2022年の前半戦終了時(オールスター直前まで)のrWAR。

ディフェンシブを表す「DEF」の項目…大谷翔平さんは-0.9になっているんですよね…。

※ジャッジ、アルバレスは-0.2、トラウトは+0.4でした。

このようにWARにおいてはDHでの出場が多いと不利にはなっちゃうんです(ToT)

その分、打ちまくれば問題ナッシングではあるのですが…。

※MLBで162試合に出た場合の各守備位置における補正

守備位置 FanGraphs
(fWAR)
Baseball Reference
(rWAR、もしくはbWAR)
キャッチャー 12.5 9.7
ショート 7.5 7.6
セカンド 2.5 3.2
センター 2.5 2.7
サード 2.5 2.2
ライト -7.5 -7.6
レフト -7.5 -7.6
ファースト -12.5 -10.3
指名打者 -17.5 -16.2

指名打者で162試合に出るとこんなにポイントがマイナスされるなんて…!

ジャッジやトラウトなど、外野でもセンターで出ている選手はややプラスです。

ですがレフト、ライトがレギュラーポジションだとここもやや不利ですね。

にしてもDHの不利具合はエグい(^_^;)

大谷翔平が大活躍!WARはどれくらい増える?

WARは試合で活躍するとその分数値が増えていきます。

※前述の通り、守備ポジションによっては出ると出た分、補正が働いてマイナスにもなりますが。

活躍するとちょっとずづ増え、超トップ選手だとシーズン終了時に9とか10になるイメージですね。

では大活躍するとどれくらいのWARの増加が見込めるのでしょうか。

具体的に大谷さんの活躍に合わせて、WARがどれくらい変化した見てみましょう。

ここではfWARに絞って見てみます。

2022年6月22日、23日:8打点&8回無失点登板(fWAR+1.0)

6月後半に1日8打点、翌日は先発で8回無失点!という伝説の2日間がありましたよね?

あのあとに、大谷さんのWARは大きく跳ね上がりました。

※これは2日間併せて、ですが(^_^;)

具体的には投打合わせて+1.0

こんなに増えることは普通はありえませんが、マックスこれくらいの増加であれば理論上可能だと証明しました。

2022年6月29日:ホームラン&二塁打2本(fWAR+0.3)

負け試合にはなったものの、3回も長打で出塁。

打点は2。

更には四球も1つあって全打席での出塁も達成。

この日の試合後、fWARを確認したら+0.3で3.6になっていました。

増加幅はなんとなくこんな感じです。

リーグ4位まで上がってきましたー♪

2022年6月30日:5回2/3、無失点で7勝目(fWAR+0.4)

ホワイトソックス戦にて先発し、5回2/3を11奪三振、無失点で終えました!

打撃のほうはヒットなしでしたが、このピッチングでfWARは+0.4ゲット。

※前回の8回無失点の時は+0.6でした

このことからもわかるように、6回、7回くらいまでを無失点で乗り切れば、おおよそ0.5ポイントくらいの追加が見込める感じです。

もちろん、打てば更にポイント上昇します。

この時点でア・リーグ2位のfWARになりました。ジャッジ&トラウトと同数値で興奮が凄い♪

2022年7月2日:18号ホームランで遂にfWAR、rWAR共にリーグトップタイに!

2022シーズン、7月2日のアストロズ戦を終え、遂にfWARがア・リーグトップタイになりました!

1位で並んでいるのがレッドソックスのデバース。

あとはここからシーズン終了までどうなるのか、楽しみに見守っていきましょう!

大谷選手ファン、大谷信者の私達にとっては2022年の記念日の1つと言っていいと思います!

※ちなみにrWARでもア・リーグ1位です!同率はトラウト兄さん

投手WARだけのチェックも簡単!大谷さんの数値も凄いよ

メジャーリーガーはみなさん、バッターだけ、もしくはピッチャーだけ、しかやりません。

ですが大谷翔平さんは二刀流。

となると投手としてサイ・ヤング賞なども期待されるわけですよね。

でそこでまた投手WARも大事な数値の1つになってきます。

fWARにしてもrWARにしても、投手としてのWARを見ることが簡単にできます。

投手・大谷翔平のWARの見方(fWAR、rWAR)

まずfWARに関しては「Pit WAR」という部分をみてください。

これがピッチャーとしてのWARになります。

fWARのピッチングWAR

クリック(タップ)すれば、「Pit WAR」の数値が高い順になるので上位選手の抽出もカンタン♪

(逆にWARが低い順に整列もできます)

ア・リーグ、ナ・リーグをわけて見ることもできるのが更に便利ですね!

そしてrWARも似たようなもの。

「Pitching」を選択すると、ピッチャーだけが出てきます。

こちらは両リーグ混じってます(^_^;)

大谷さんとサイ・ヤング賞候補との比較

シーズン終盤になるとサイ・ヤング賞が話題になりますよね。

大谷さんにも毎年この話題に絡んでほしいところ。

2022シーズンに関しては更にピッチング内容が進化し、サイ・ヤング賞候補に残っていますよね。

ア・リーグだと大谷さん含め、この5人の比較になりそうです。

  • バーランダー(アストロズ)
  • マクラナハン(レイズ)
  • シーズ(ホワイトソックス)
  • マノア(ブルージェイズ
  • 大谷翔平(エンゼルス)

防御率が一番良い=WARも一番高い、とはなりません。

ここは誤解のなきように!

そしてサイ・ヤング賞もリーグMVPと同様、数値だけじゃなくて「圧倒的な投球」というインパクトが重要になります。

いろいろと複合的に見て選ばれるため、大谷さんとそのライバル投手の登板結果、及びWARのチェックは定期的にしておきたいですね!

惜しくもMVP2位😭 2022年の大谷選手のWARおさらい

ご存知の通り、二刀流として最高の活躍をした2022年シーズン。

残念ながらア・リーグMVPはヤンキースのジャッジでした。

でも実は。。。

大谷選手はMVPを取った2021を上回るWARを記録しているんです。

そちらを振り返っておきましょう。

投打🦄含めてのWAR(二刀流)

※以下はア・リーグ選手のみの比較です。

fWAR rWAR
  • ジャッジ:11.4
  • 大谷翔平:9.5
  • アルバレス:6.6
  • アルトゥーベ:6.6
  • ホセ・ラミレス:6.2
  • ジャッジ:10.6
  • 大谷翔平:9.6
  • アルバレス:6.8
  • ムーキー・ベッツ:6.4
  • シーズ:6.4
fWAR、rWARのどっちを見てもジャッジと大谷選手がずば抜けていますよね(^_^;)

投手⚾としてのWAR

※以下はア・リーグ選手のみの比較です。

fWAR rWAR
  • バーランダー:6.1
  • ケビン・ゴーズマン:5.7
  • 大谷翔平:5.6
  • シェーン・ビーバー:4.9
  • フランバー・バルデス:4.4
  • ディラン・シーズ:4.4
  • ディラン・シーズ:6.4
  • 大谷翔平:6.1
  • バーランダー:5.9
  • マノア:5.9
  • マックス・フリード:5.9

投手WARについてはけっこうばらつきが出ています。

そもそも先発とそれ以外で比較することがどうなのか、という意見もありますが…。

その中でも大谷翔平選手はどちらのWARでもベスト3入りです。

👑大谷翔平の2021年WARは圧倒的!どちらでも1位で納得のMVP🎉

では大谷選手がア・リーグMVP👑に選ばれた2021年シーズンのWARを見てみましょう。

fWRAでもrWARでも、対象の年を選べるようになっています。

めっちゃ便利ですね(^^)

これを2021にすると…

大谷翔平の2021年のfWAR(8.1)

大谷翔平の2021年のrWAR(9.0)

ご覧のように、2位以下の選手にかなり差をつけての1位です。

ホームラン王争いには破れましたが、投手と走る方での功績もプラスされ、これだけのWARのポイントになっていたわけですね!

満票でのリーグMVPでしたが、それも納得の結果と言えるでしょう。

上記rWARに関してはメジャー全体(ア・リーグ、ナ・リーグ混在)のものになります。

その中でも大谷さんは1位のWARポイントってのが凄いんですよね…もう神です、これ(^_^;)

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