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メジャーリーグ ヤンキース

《2024年》ヤンキース 選手年俸ランキング&年俸総額|贅沢税いくらになる?

15年ぶりのワールドシリーズ進出となったヤンキース!負けちゃいましたが、あの選手が年俸いくらなのか…これを知って2025シーズンもより一層楽しんで下さい!



メジャーリーグを代表するお金持ち球団の1つ、ニューヨーク・ヤンキース。

スター選手もよく移籍するヤンキースでの現在の年俸総額や選手の年俸ランキングをまとめました。

贅沢税の発生やその額についても紹介していきます。

ポイント

  • ヤンキースの年俸総額は23年、24年ともにメジャー全体で2位!
  • 2023年は贅沢税が3240万ドルも発生しましたー
  • 2024年は贅沢税6000万ドルオーバーという試算
  • チーム内の年俸ランキングはトップからジャッジ、コール、ファン・ソト!
  • 尚、24年シーズンの結果はア・リーグ東地区優勝!
  • 2025年も24年と同等か、それ以上のチーム総年俸額が予測されています。
毎年優勝争いしていたヤンキースですが23年は4位、、、ですが24年は地区優勝し、ワールドシリーズ進出も決定しました!



ニューヨーク・ヤンキースの年俸ランキング

以下、契約期間中の平均年俸で順位付けしております。

現在の年俸ランキングTOP5

  1. アーロン・ジャッジ:4000万ドル(60億円)
  2. ゲリット・コール:3600万ドル(54億円)
  3. ファン・ソト:3100万ドル(46.50億円)
  4. カルロス・ロドン:2700万ドル(40.50億円)
  5. ジャンカルロ・スタントン:2500万ドル(37.50億円)

※2024/10/10時点
※日本円は1ドル150円で計算

6位以下含め、確定済みの全選手の年俸ランキングは以下に目を通してください!

2024年最新:ヤンキースの年俸ランキング表



※2024/10/10時点

順位 選手名 平均年俸
※契約金額÷契約年数
日本円換算
※1ドル158円
契約金額 契約年数 FA
いつ?
1位 アーロン・ジャッジ
⇒ジャッジの年俸まとめ
4000万ドル 60.00億円 3億6000万ドル 9年 2032年
2位 ゲリット・コール
⇒ゲリット・コールの年俸や成績
3600万ドル 54.00億円 3億2400万ドル 9年 2029年
3位 フアン・ソト
⇒ソトの年俸や成績
3100万ドル 46.50億円 3100万ドル 1年 2025年
4位 カルロス・ロドン
⇒カルロス・ロドンの年俸
2700万ドル 40.50億円 1億6200万ドル 6年 2029年
5位 ジャンカルロ・スタントン
⇒スタントンの年俸や成績
2500万ドル 37.50億円 3億2500万ドル 13年 2028年
6位 アンソニー・リッツォ 2000万ドル 30.00億円 4000万ドル 2年 2025年
7位 マーカス・ストローマン 1850万ドル 27.75億円 3700万ドル 2年 2026年
8位 DJ ルメイユ 1500万ドル 22.50億円 9000万ドル 6年 2027年
9位 グレイバー・トーレス 1420万ドル 21.30億円 1420万ドル 1年 2025年
10位 アレックス・ベルドゥーゴ 870万ドル 13.05億円 870万ドル 1年 2025年
11位 クレイ・ホームズ 600万ドル 9.00億円 600万ドル 1年 2025年
12位 トミー・カーンレ 575万ドル 8.63億円 1150万ドル 2年 2025年
13位 トレント・グリシャム 550万ドル 8.25億円 550万ドル 1年 2026年
14位 ティム・ヒル 406万ドル 6.09億円 406万ドル 1年 2025年
15位 ネストル・コルテス 395万ドル 5.93億円 395万ドル 1年 2026年
16位 ジョン・バーティ 287万ドル 4.30億円 573万ドル 2年 2025年
17位 ホセ・トレビノ 273万ドル 4.10億円 273万ドル 1年 2026年
JDデイビス 250万ドル 3.75億円 250万ドル 1年 2025年
18位 ジョナサン・ロイシガ 250万ドル 3.75億円 250万ドル 1年 2025年
19位 カレブ・ファーガソン 240万ドル 3.60億円 240万ドル 1年 2025年
20位 J.T. ブルベイカー 228万ドル 3.42億円 228万ドル 1年 2026年
21位 ニック・バーディ 203万ドル 3.05億円 203万ドル 1年 2027年
22位 ルーク・ウィーバー 200万ドル 3.00億円 200万ドル 1年 2025年
23位 ルー・トリヴィーノ 150万ドル 2.25億円 150万ドル 1年 2025年
スコット・エフロス 92万ドル 1.38億円 92万ドル 1年 2028年
イアン・ハミルトン 81万ドル 1.22億円 81万ドル 1年 2029年
マイケル・トンキン 80万ドル 1.20億円 80万ドル 1年 2027年
アンソニー・ボルペ 78万ドル 1.17億円 78万ドル 1年 2029年
オスワルド・カブレラ 78万ドル 1.17億円 78万ドル 1年 2029年
クラーク・シュミット 75万ドル 1.13億円 75万ドル 1年 2028年
ルイス・ギル 75万ドル 1.13億円 75万ドル 1年 2029年
オースティン・ウェルズ 75万ドル 1.13億円 75万ドル 1年 2030年
ベン・ライス 74万ドル 1.11億円 74万ドル 1年

2023年オフにFAとなった選手たち:7人

選手名 2023年の年俸
(平均年俸)
FA後
ルイス・セベリーノ(投手) 1000万ドル メッツへ
1年1300万ドル
フランキー・モンタス(投手) 750万ドル レッズへ
1年1600万ドル
アイザイア・カイナーファレファ
(どこでもOK)
600万ドル ブルージェイズへ
2年1500万ドル
ワンディ・ペラルタ(投手) 335万ドル パドレスへ
4年1650万ドル
ケイナン・ミドルトン(投手) 80万ドル カージナルスへ
1年600万ドル
アルバート・アブレイユ(投手)
※ノンテンダーFA
74万ドル 西武ライオンズへ
1年1億5000万円
ルーク・ウィーバー(投手) 72万ドル ヤンキース残留
1年200万ドル

税額税に重要なAAV

ヤンキースの場合はさほど関係ありませんが、平均年俸とAAVに乖離が生まれる場合があります。

AAVというのは贅沢税を計算する上での現在価値に直した年俸のこと。

大谷翔平選手のように契約金額の多くを後払いにすると現在価値は減少し、贅沢税の緩和に繋がります。

単純に「契約金額÷契約年数」で求めた金額で贅沢税を計算するわけではないので、知識としてちょっと知っておくとMLBを深く楽しめると思います!

参考:メジャーリーグ 贅沢税の仕組み!大谷翔平のドジャースは後払い恩恵あり?

例えば大型契約のジャッジ選手は均等に毎年4000万ドルを受け取るので、AAVも同じということになりますね!

ヤンキースの年俸トップ!アーロン・ジャッジ!

  • 国籍:アメリカ合衆国
  • 誕生日/年齢:1992年4月26日(24年に32歳)
  • ポジション:外野(ライトがメイン)
  • 平均年俸:4000万ドル
    ※2023年~9年3億6000万ドル
    ⇒ジャッジの年俸と推移まとめ

ヤンキースと言えばやっぱり、、、2022年ホームラン記録を更新して契約延長したジャッジ選手ですよね!

大学生の時の2013年MLBドラフト1巡目追補(全体32位)でヤンキースと契約。

2016年メジャーデビューし、初打席でホームランというスター性が凄いです。

2017年にはホームラン王で満票での新人王受賞(52HR、OPS1.049)、2022年にはア・リーグMVPとなり9年3億6000万ドルという超大型契約。

これで一気にヤンキースの年俸トップになりました。

怪我さえなければ毎年ア・リーグのHR王になるのでは?というレベルの選手ですよね!

ちなみに2022年のMVPのライバルと言えば大谷翔平選手。翌年に二度目のリーグMVPに輝き、ドジャースと超大型契約、、、やっぱりスターは違いますね!

参考:大谷翔平の年俸推移!時給116万円でトラウト、メッシ超え

ゲリット・コール:投手の史上最高年俸!

  • 国籍:アメリカ合衆国
  • 誕生日/年齢:1990年9月8日(24年に34歳)
  • ポジション:先発ピッチャー
  • 平均年俸:3600万ドル
    ※2020年~9年3億2400万ドル
    ※但し24年オフ以降にコールは契約破棄可能。その場合は球団が1年延長する形で契約破棄を無効可できる。

高校時にヤンキースからドラフト1位指名を蹴って、2011年大学時にパイレーツからの1位指名で契約しています。

その後メジャーデビューして即10勝、3年目には何と19勝で防御率2.60という成績…すごすぎます笑

2018年にトレードでアストロズに移籍し、ここで防御率のキャリアハイ2.50をマーク。

そして2019年12月にヤンキースと年総額3億2400万ドルで契約合意(MLB投手史上最高額)!

この時点で平均年俸3600万ドルはMLB史上最高額にもなっていました。

ヤンキース内でも年俸ランキング1位。

※2023年オフに山本由伸投手がドジャースと12年総額3億2500ドルで契約し、投手の歴代1位は抜かれました(^_^;) ➔山本由伸の年俸推移など

最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振などのタイトルを持っていますし、2023年には初のサイ・ヤング勝。

ヤンキースを代表するスーパー投手、ですよね。

年俸上位のカルロス・ロドン。1年目から大誤算…不良債権?

  • 国籍:アメリカ合衆国
  • 誕生日/年齢:1992年12月10日(24年に32歳)
  • ポジション:先発ピッチャー
  • 平均年俸:2700万ドル
    ※2023年~6年1億6200万ドル

2014年、ホワイトソックスからドラフト1巡目指名。

2015年にメジャーデビューするとすぐに9勝を上げる逸材でした。防御率は3.75。

その後トミー・ジョン手術を受けてノーヒットノーランも達成。

防御率2.37、WHIP0.96をキャリアハイの数字を残します。

そしてジャイアンツと2年契約を経て、ヤンキースと2023年から6年総額1億6200万ドルの契約!

年俸2700万ドルです!

しかも背番号は松井秀喜と同じ55に。

コールに次ぐ高額年俸となりましたが、何とここで大コケ…

3勝8敗、ERA6.85という年俸に見合わない成績になっております…。

※ジャイアンツ最終年の成績は【31試合先発、14勝&237奪三振、防御率2.88】

実はホームラン王2回、MVPのスタントン

マリナーズ時代に2回のホームラン王、そしてリーグMVPを獲得しているスタントン。

13年契約の途中で(2017年オフのトレードで)ヤンキースにトレードできました。

最近だと打率もOPSも年俸の割にはいまいちな感じで不良債権なんて言われ方もしていますが、昔はすごかったです。

2023年なんて【打率.191、OPS.695】でしたからね。

キャリア晩年なので、割高年俸にも感じちゃいます。

それでもオールスターやプレーオフで大爆発してMVP級の活躍をすることもあり、けっこう戦力にはなっています。

2023、22、21年のヤンキース選手の年俸ランキング

年俸1,000万ドルを超える選手のランキングです。

また年俸に関しては、契約期間中の平均年俸となっております。

順位 2023年 2022年 2021年
1位 アーロン・ジャッジ
4000万ドル
ゲリット・コール
3600万ドル
ゲリット・コール
3600万ドル
2位 ゲリット・コール
3600万ドル
ジャンカルロ・スタントン
2500万ドル
ジャンカルロ・スタントン
2500万ドル
3位 カルロス・ロドン
2700万ドル
ジョシュ・ドナルドソン
2300万ドル
➔ブルワーズへ
アロルディス・チャップマン
1600万ドル
4位 ジャンカルロ・スタントン
2500万ドル
アーロン・ジャッジ
1900万ドル
DJ・ルメイユ
1500万ドル
5位 アンソニー・リゾ
2000万ドル
アロルディス・チャップマン
1600万ドル
➔ロイヤルズへ
ザック・ブリットン
1300万ドル
6位 DJ・ルメイユ
1500万ドル
アンソニー・リゾ
1600万ドル
コーリー・クルーバー
1100万円
➔レイズへ
7位 ルイス・セベリーノ
1000万ドル
DJ・ルメイユ
1500万ドル
アーロン・ジャッジ
1018万ドル
8位 ザック・ブリットン
1400万ドル
➔引退
ルイス・セベリーノ
1000万ドル
アーロン・ヒックス
1000万ドル
9位 ルイス・セベリーノ
1000万ドル
アーロン・ヒックス
1000万ドル
➔オリオールズへ

NYY過去5年間のチーム年俸総額と贅沢税まとめ

西暦 贅沢税対象となる
支払い年俸総額
贅沢税 NYY総年俸は
MLBで何位?
シーズン結果
※ア・リーグ東地区
プレーオフ
2024年 3億1468万ドル 4744万ドル 3位 優勝 ワールドシリーズで
ドジャースに敗退
2023年 2億9633万ドル 3240万ドル 2位 4位 地区優勝決定シリーズ
にて敗退
2022年 2億6775万ドル 968万ドル 3位 優勝 初戦で負け
2021年 2億841万ドル 4位 2位 地区優勝決定シリーズ
にて敗退
2020年 2億3982万ドル 1位 2位 地区優勝決定シリーズ
にて敗退
2019年 2億3457万ドル 674万ドル 3位 優勝 地区優勝決定シリーズ
にて敗退

ご覧のようにヤンキースではほぼ毎年のように贅沢税が発生してします。

それだけお金がある、ということ。

またメジャー全体で見てもチーム総年俸は常に5位以内にはランクインしている感じです。

地区優勝も定期的にしていますし、しっかりお金をかけて結果も出すという球団イメージが強いですね!

過去の順位を見ても優勝か2位が多く、プレーオフ常連の球団です。

※地区優勝しなくても勝率が高ければ2位や3位でもプレーオフ進出は可能ですよ。詳しくは「プレーオフの仕組み」ページを参照ください。

2024年の同地区順位

  1. ヤンキース:94勝
  2. オリオールズ:91勝
  3. Rソックス:81勝
  4. レイズ:80勝
  5. ブルージェイズ:74勝

2024年の贅沢税は?予測では6085万ドル

結論から言えばヤンキースの2024年シーズンの贅沢税はけっこう発生します。

新加入のファンソトやストローマンなどの年俸を入れたチーム総年俸(贅沢税の対象となる支払い)が3億1468万ドルほど。

2024年の贅沢税閾値が2億3700万ドルですから大きく超えています。

これを贅沢税の計算方法に当てはめると、第1、2、3、4の閾値までオーバーしているので6085万ドルの課税となります。

ヤンキースにとって過去一番の贅沢税になりそうです。

※ちなみに1位はメッツ、2位はドジャースです

参考:メジャーリーグ 贅沢税の仕組み、計算方法について

-メジャーリーグ, ヤンキース

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