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メジャーリーグ

レッドソックス 選手の年俸ランキング&年俸総額はMLBで何番目?

吉田正尚選手が2023年から在籍するボストン・レッドソックス。

最近はDHばかりで、その成績もちょっと厳しそうではありますが…

吉田選手もそれなりに高額契約でいきましたが、もっと年俸の高い選手もいます。

そんなレッドソックス内での年俸ランキングや、贅沢税について最新情報をまとめておきました!

ポイント

  • レッドソックスの2024シーズン年俸総額はMLB全体でランキング12位
    ※贅沢税は全く発生せず
  • 成績としては地区3位に上昇
  • チーム内の平均年俸は1位から順にラファエル・デバース、トレバー・ストーリー、ルーカス・ジオリト
  • 吉田正尚選手はRソックスの年俸ランキング4位

弱いレッドソックスは見たくないので、2024年は年俸総額が上がってもしっかり補強してプレーオフは確実に狙いに行って欲しいですね。

レッドソックス年俸ランキング!吉田選手は4位

年俸ランキングTOP5

  1. ラファエル・デバース:3135万ドル(約49億5300万円)
  2. トレバー・ストーリー:2333万ドル(約36億8600万円)
  3. 🆕ルーカス・ジオリト:1925万ドル(約30億4200万円)
  4. 吉田正尚:1800万ドル(約28億4400万円)
  5. ケンリー・ジャンセン:1600万ドル(約25億2800万円)

※上記は平均年俸です。

2024年 年俸ランキングとAAV(贅沢税上の年俸)

※2024/7/17更新
※以下は2024シーズンの分です。年俸100万ドル未満の選手も多くいますが順位付けはしておりません。
※基本的には平均年俸=AAV(その年の贅沢税計算対象サラリー)となります。

順位 選手名 平均年俸
※契約金額÷契約年数
日本円換算
※1ドル158円
契約金額 契約年数 FA
いつ?
1位 ラファエル・デバース 3,135万ドル
AAV:2915万ドル
49.53億円 3億1,350万ドル 10年 2034年
2位 トレバー・ストーリー 2,333万ドル 36.86億円 1億4,000万ドル 6年 2028年
3位 ルーカス・ジオリト 1,925万ドル 30.42億円 3,850万ドル 2年 2026年
4位 吉田 正孝 1,800万ドル 28.44億円 9,000万ドル 5年 2028年
5位 ケンリー・ジャンセン 1,600万ドル 25.28億円 3,200万ドル 2年 2025年
6位 ブライアン・ベロ 917万ドル 14.48億円 5,500万ドル 6年 2030年
7位 クリス・マーティン 875万ドル 13.83億円 1,750万ドル 2年 2025年
8位 ニック・ピヴェッタ 750万ドル 11.85億円 750万ドル 1年 2025年
9位 セダンヌ・ラファエラ 625万ドル 9.88億円 5,000万ドル 8年 2032年
10位 タイラー・オニール 585万ドル 9.24億円 585万ドル 1年 2025年
11位 リアム・ヘンドリックス 500万ドル 7.90億円 1,000万ドル 2年 2026年
12位 ギャレット・ウィットロック 469万ドル 7.41億円 1,875万ドル 4年 2027年
13位 ロブ・レフスナイダー 185万ドル 2.92億円 185万ドル 1年 2025年
14位 リース・マグワイア 150万ドル 2.37億円 150万ドル 1年 2026年
15位 チェイス・アンダーソン 125万ドル 1.98億円 125万ドル 1年 2025年
16位 クーパー・クリスウェル 100万ドル 1.58億円 100万ドル 1年 2029年
タナー・ハック 77万ドル 1.22億円 77万ドル 1年 2028年
トリストン・カサス 76万ドル 1.20億円 76万ドル 1年 2029年
カッター・クロフォード 76万ドル 1.20億円 76万ドル 1年 2029年
コナー・ウォン 76万ドル 1.20億円 76万ドル 1年 2029年
ジャレン・デュラン 76万ドル 1.20億円 76万ドル 1年 2029年
ブレナン・ベルナルディーノ 75万ドル 1.19億円 75万ドル 1年 2030年
ウィリエル・アブレウ 75万ドル 1.18億円 75万ドル 1年 2030年
ザック・ケリー 74万ドル 1.17億円 74万ドル 1年 2029年
グレッグ・ワイザート 74万ドル 1.17億円 74万ドル 1年 2030年
ヴォーン・グリッソム 74万ドル 1.17億円 74万ドル 1年 2030年
デビッド・ハミルトン 74万ドル 1.17億円 74万ドル 1年 2030年
ジャスティン・スレイテン 74万ドル 1.17億円 74万ドル 1年 2030年

AAVについて

AAVというのは「Average Annual Value」の略です。

純粋に契約金額を契約年数で割った平均年俸ではなく、贅沢税を計算するための年俸のこと。

とは言っても多くの選手は平均年俸とイコールになります。

ですがデバースやクリス・セールのような高額年俸選手は、契約金額の一部を繰り延べで貰う場合もあるんですね。

※クリス・セールの場合は2035年から39年まで毎年1000万ドル(約13億6700万円)を受け取ります。

そういった後払いの契約金額支払いに対応し、現在価値に換算したのがAAVです。

ちょっと難しい話ではありますが、大谷選手のドジャースでの契約形態でAAVが話題になりましたね。

参考:メジャーリーグ 贅沢税の仕組み!大谷翔平のドジャースは後払い恩恵あり?

2024年オフにFAとなった選手6名とその後

選手名/ポジション 2024年の年俸
(平均年俸)
FA後のチーム
年俸など
ケンリー・ジャンセン 1,600万ドル これから
クリス・マーティン 875万ドル
ニック・ピヴェッタ 750万ドル
タイラー・オニール 585万ドル
ロブ・レフスナイダー 185万ドル
チェイス・アンダーソン 125万ドル

2023、2022、2021年の年俸ランキング

過去3年にさかのぼり、平均年俸1,000万ドルを超える選手の年俸ランキングもまとめました。

こんな感じです!

順位 2023年 2022年 2021年
1位 ラファエル・デバース
3135万ドル
クリス・セール
2900万ドル
クリス・セール
2900万ドル
2位 クリス・セール
2900万ドル
➔ブレーブスへ
トレバー・ストーリー
2333万ドル
J.D.マルティネス
2200万ドル
3位 トレバー・ストーリー
2333万ドル
J.D.マルティネス
2200万ドル
➔ドジャースへ
ザンダー・ボガーツ
2000万ドル
4位 吉田正尚
1800万ドル
ザンダー・ボガーツ
2000万ドル
➔パドレスへ
ネイサン・イオヴァルディ
1700万ドル
5位 ケンリー・ジャンセン
1600万ドル
ネイサン・イオヴァルディ
1700万ドル
➔レンジャーズへ
ギャレット・リチャーズ
1000万ドル
➔レンジャーズへ
6位 ジャスティン・ターナー
1085万ドル
ラファエル・デバース
1120万ドル
カイル・シュワーバー
1000万ドル
➔フィリーズへ
7位 コーリー・クルーバー
1000万ドル
ジェームズ・パクストン
1000万ドル
ラファエル・デバースが契約延長するまではクリス・セール投手が年俸トップでしたー。トミー・ジョン手術、バイク事故で勝ち星なし…今や不良債権と呼ばれていますが。

懐かしい話にはなりますが、ザンダー・ボガーツはパドレスで大型契約を結び、レッドソックスを去ってしまいましたよね…

今やパドレスでの年俸ランキングで2番目の選手ですからね。

チーム首位打者、吉田選手の契約金額

2023シーズン、いきなりチーム内での首位打者となった吉田正尚選手。

※と言っても打率.289なので、オリックス時代の余裕で3割超えに比べると物足りませんが(^_^;)

そんな彼の契約金額ですが、出来高払い等もないシンプルな契約でした。

毎年1800万ドル、日本円だと23億くらいとなり、レッドソックスの外野手として数年はトップの年俸を維持することになるでしょう!

オリ時代からの吉田選手の年俸推移は本当に順調でまさに野球エリート!という感じです。

年俸ランキング上位の選手はこの人たち!

レッドソックス年俸トップはラファエル・デバース

  • 国籍:ドミニカ共和国
  • 誕生日:1996年10月24日(24年に28歳)
  • ポジション:サード
  • 平均年俸:3135万ドル
    ※2024年~10年3億1350万ドル

レッドソックスと言えばとにかくラファエル・デバース!

チーム平均年俸トップの3135万ドルです!

ドミニカ共和国出身でレッドソックス一筋。

2017年からのメジャー契約ですが、2024年からの10年契約で更に延長をしています。

過去にはシーズン200安打/3割30本100打点、そしてシルバースラッガー賞を2回受賞しています。

毎年ホームラン30-40本を見込め、OPSも9割近いものが期待できるRソックスのヒーローです。

平均年俸2位にトレバー・ストーリー

  • 国籍:アメリカ合衆国/テキサス州
  • 誕生日:1992年11月15日(24年に32歳)
  • ポジション:ショート、セカンド
  • 平均年俸:2333万ドル
    ※2022年~6年1億4000万ドル

MLBドラフト1巡目追補でロッキーズから指名&契約。

2016年の開幕戦でメジャーデビューし、ザック・グレインキーからいきなりのホームラン2本というインパクトを残しました。

もちろんこれはMLB史上初です。

その後の目立った記録としては20年の盗塁王(15個)。

強打者の証であるシルバースラッガー賞はショート部門で2回受賞しています。

2022年からレッドソックスに来て平均年俸的にもチーム上位になっていますが、ちょっと成績の下降が気になりますね(^_^;)

2023年は怪我の影響で43試合しか出れていませんし、OPSも.566で終わってしまいました。

24年の完全復活に期待大です!

年俸3位はルーカス・ジオリト!24年新加入

  • 国籍:アメリカ合衆国/カリフォルニア州
  • 誕生日:1994年7月14日(24年に30歳)
  • ポジション:先発ピッチャー
  • 平均年俸:1925万ドル
    ※2024年~2年3850万ドル

ジオリトと言えばエンゼルスで大谷さんと共闘していた時代もありましたよね!

なので大谷さんファンはジオリトのことも名前くらいは知っていると思います。

ルーカス・ジオリトも高校時代にMLBドラフト1巡目で指名された将来有望な選手でして、ホワイトソックス時代の2020年にはノーヒットノーランも達成。

※12試合に先発して防御率は3.48

ただその後は圧倒的な成績でもなくて、防御率も正直そんなには良くないんですよね…

特にエンゼルスにはプレーオフを狙うために来たんですがいまいちすぎた印象が…レッドソックスでの飛躍に期待です。

2020年以降の防御率の遷移はこんな感じです。3.48➔3.53➔4.90➔4.88

レッドソックスのチーム年俸総額と発生した贅沢税

西暦 贅沢税対象となる
チーム年俸総額
贅沢税 MLB全球団
チーム年俸総額
ランキング
シーズン結果
ア・リーグ東地区
2024年 2億2424万ドル 12位 3位
2023年 2億2576万ドル 12位 最下位
2022年 2億3615万ドル 123万ドル 5位 最下位
2021年 2億764万ドル 6位 2位
2020年 1億8486万ドル 8位 最下位
2019年 2億4365万ドル 1357万ドル 1位 3位

レッドソックスのチーム年俸総額は決して低いわけではありません。

メジャーでのランキングでは基本10位以内に入ってくることが多いです。

たまーに贅沢税も払っているくらいなんですが、どうも近年の成績が…ですよね(^_^;)

※昔はヤンキースとレッドソックスが毎年のように贅沢税の対象になっていましたよ

特に最近3年は散々な結果…

一時はワイルドカード枠でもプレーオフ進出も見えたんですが失速してしまいましたし、今後の巻き返しに期待です。

特に吉田選手がいますからね!

日本からの応援も多いと思いますので。

そして同じア・リーグ東地区と言えばお金持ちのニューヨーク・ヤンキース。

こちらも税額税の閾値を超えて定期的に課税されています。

2023年は低迷しましたが、基本的に高額年俸を払って上位争いをするチームと言う感じです。

参考:ヤンキースの年俸ランキング、年俸総額など

直近2024年の東地区順位

  1. ヤンキース
  2. オリオールズ
  3. レッドソックス
  4. レイズ
  5. ブルージェイズ

2024年の贅沢税もたぶん0円

レッドソックスの2024年シーズンの年俸総額は贅沢税の課税ラインは超えないでしょう。

課税ラインが2.37億ドルですが、総年俸の推定は2億2424万ドルほど。

ヤンキースやオリオールズ相手にこのままだとどうしようもないですし、2025年はしっかり補強して贅沢税も厭わない強化を見てみたいものです。

でもまた地区で下位になるのは見たくないですよね…ファンはそれがつらいと思います。

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