ポイント
- 2024年の受取年俸は500万ドル+契約金5000万ドル
- 2025年は1,000万ドル
- その後も毎年変動する形で年俸が支払われます。
- 12年トータルで3億2500万ドルがドジャースから支払われますよ!
- オプトアウト条項等の詳細は当ページで詳しくまとめております
2023年オフにポスティングでドジャース入りした山本由伸投手。
高卒でプロに入ってからの年俸もうなぎ登りですが、現在の年俸とここまでの推移をまとめましたよ。
ワールドシリーズでも痺れる好投をするなど本当にとんでもない選手ですし、見ているのが楽しい!
※2023/12/22、遂に山本投手のドジャース契約が合意に!12年3億2500万ドルとなり、時給は1,000万円超えが確定(;'∀')
【 #ドジャース 】#山本由伸 投手が12年契約でドジャースへ入団することが分かりました✍️ #大谷翔平 のリクルーティングが実り、夢の共闘が実現します🤝https://t.co/8nwzWqPfmh pic.twitter.com/Gy1BCRgEkj
— MLB Japan (@MLBJapan) December 22, 2023
このページで分かること
山本由伸の年俸と推移がこちら
オリックス入団後の年俸推移
500万円(契約金4000万円)➔800万円➔4000万円➔9000万円➔1億5000万円➔3億7000万円➔6億5000万円メジャー移籍後
ドジャースで12年総額3億2500万ドル。平均年俸は2708万ドルですが、毎年均一に受け取るわけではありません。年俸額は2024年から順に…500万ドル➔1,000万ドル➔1,200万ドル➔2,600万ドル➔2,600万ドル➔2,600万ドル➔2,900万ドル➔2,900万ドル➔2,800万ドル➔2,800万ドル➔2,800万ドル➔2,800万ドル
※契約金5,000万ドルは1年目に支払い
山本由伸投手は2023年、オリックスでの年俸が6億5,000万円でした。
プロ7年目でこの年俸です!
ここからさらにメジャー契約で6倍にもなりました!
※ドジャースでの平均年俸2708万ドル(約38億7,000万円)なので、オリックス最終年から約6倍!
年俸推移表(オリ➔ドジャース)
西暦 | 年俸 | この年の活躍 |
2017年 ※2016ドラフト4位 |
500万円 ※契約金4000万円 |
5試合登板で1勝1敗・防御率5.32 🎦Bs山本 19歳らしからぬマウンド度胸と豪速球 |
2018年 | 800万円 | 4勝2敗32ホールド1セーブ・防御率2.89 |
2019年 | 4000万円 | 先発転向。防御率1.95、最優秀防御率を獲得 |
2020年 | 9000万円 | 8勝4敗・防御率2.20 千賀滉大と同じ149奪三振で最多奪三振賞 |
2021年 | 1億5000万円 | 18勝5敗・防御率1.39、奪三振206 そして初のパ・リーグMVP |
2022年 | 3億7000万円 | 6/18 西武戦でノーヒットノーランを達成 15勝5敗・防御率1.68、勝率.750、奪三振205 2年連続でのパ・リーグMVP |
2023年 | 6億5000万円 | 9/9 ロッテ戦でノーヒットノーラン 16勝6敗、勝率.727、奪三振169 3年連続でのパ・リーグMVP |
2024年 | ドジャースと契約合意! 12年総額3億2500万ドル 年俸換算2708万ドル ≒38億7,000万円 |
18登板で7勝2敗 防御率3.00、WHIP1.11 ワールドシリーズでヤンキース相手に勝利 |
入団発表から2020年までの活躍をまとめた動画
「あの頃のBoku~新入団編~ 山本由伸投手」
《ドジャース》年俸及び契約内容の詳細
まず年俸については前述の通り、毎年受け取る金額に差があります。
契約金額12年総額3億2500万ドルを12年で割った2708万を、毎年均一に貰うわけではありませんよ。
2024年以降の年俸額推移
在籍年数 | 西暦 | 支払われる年俸 |
1年目 | 2024年 | 500万ドル +契約金5000万ドル |
2年目 | 2025年 | 1,000万ドル |
3年目 | 2026年 | 1,200万ドル |
4年目 | 2027年 | 2,600万ドル |
5年目 | 2028年 | 2,600万ドル |
6年目 | 2029年 | 2,600万ドル |
7年目 | 2030年 | 2,900万ドル |
8年目 | 2031年 | 2,900万ドル |
9年目 | 2032年 | 2,800万ドル |
10年目 | 2033年 | 2,800万ドル |
11年目 | 2034年 | 2,800万ドル |
12年目 | 2035年 | 2,800万ドル |
そして年俸以外の付帯条件についてはこの通りです。
- (本人の同意なしでの)マイナーリーグ降格はなし
- 遠征時のホテルはスイートルームを用意
- トレード拒否権はなし
- オプトアウトの権利あり
-但し、他チームにトレードされた場合はシーズン終了後に契約を破棄できる
※シーズンオフ中のトレード成立に関しては、翌シーズンが終わってから破棄可能
オプトアウトの詳細
オプトアウト、いわゆる契約破棄の条項についてです。
これも条件が細かく決まっています。
条件 | オプトアウト行使可能な年 |
トミー・ジョン手術を受ける | 2031年(8シーズン後) or 2033年(10シーズン後) |
右肘の故障で 負傷者リスト(IL)に 134日間連続で登録 |
|
上記に該当しない場合 | 2029年(6シーズン後) or 2031年(8シーズン後) |
山本由伸と交渉したチーム&提示年俸
山本投手は以下の6球団と面談&交渉したと言われています。
そしてわかる範囲での契約金提示額もこんな感じ
- 本命:ドジャース:12年3億2500万ドル
- 本命:ヤンキース:年数は不明、3億2500万ドル
- メッツ:年数は不明、3億ドル
- ジャイアンツ
- レッドソックス
- ブルージェイズ
というわけで、ドジャースとメッツは同じ条件。
でもそうなると環境的にはドジャースいきますよねー、って思ってたらそうなりました。
実はドジャースとジャイアンツの二択だった!
ドジャース入りが決まった後日談ですが、代理人のウルフ氏曰く、「もし、ドジャースが争奪戦にいなければ、サンフランシスコが彼の着地点となる大きなチャンスがあった」だそうです!
なのでメッツもヤンキースもそこまで期待値は高くなかったってことですね。
ドジャースもジャイアンツもオファーしなければその2球団だったんでしょう。
スポーツ報知:山本由伸争奪戦でドジャースの対抗馬はジャイアンツだった…NY2球団は意中にあらず 代理人明かす
山本由伸の年俸から、週給、日給、時給まで計算
オリックス時代:日給178万円だと!?
ゲスな発想で申し訳ないのですが、オリックス・山本由伸投手の年俸から週給、日給、時給から秒給まで計算してみました。
あまり意味はないことですがエンタメとしてお楽しみください。
- 年俸:6億5,000万円
- 週給:1,247万円
- 日給:178万円
- 時給:74,000円
- 分給:1,240円
- 秒給:21円
ドジャース契約合意!日給、時給が更にエゲつないことに…
2022年12月22日、山本投手のドジャース契約合意が確定しました。
契約金額は何とメジャーの投手史上最高、12年総額3億2500万ドルです!
※そのうち契約金額が5000万ドル
12年で割ると平均年俸が2708万3333ドル(割り切れず)。
日本円に直すと38億7292万円ほどです。
※1ドル143円で計算
で、ここでも週給、日給から秒給まで計算してみましたよ!
- 年俸:38億7,000万円
- 週給:7,442万円
- 日給:1,060万円
- 時給:441,781円
- 分給:7,363円
- 秒給:123円
ちなみにこれでドジャースの年俸ランキングでも4位の選手になりました!
大谷さん、ベッツ、グラスノーに次ぐ高額年俸です!まさかのフリーマン超え!
山本由伸さん、メジャー契約金額、年俸で日本人トップに!
山本由伸投手の場合、メジャー挑戦が確定した時点で契約金額が莫大なものになると言われていました。
場合によっては3億ドルまで高騰するのでは?なんて話も。
で、その通りになりましたよね(^_^;)
契約金額の合計、そして年俸換算した場合でも、メジャー挑戦の日本人としては過去最高のものになりました。
もうこの記録は誰も抜けないでしょう。
メジャー移籍時の契約金ランキング(日本人)
- 山本由伸(ドジャース):12年 3億2,500万ドル
- 田中将大(ヤンキース):7年 1億5,500万ドル
- 吉田正尚(レッドソックス):5年 9,000万ドル
- 鈴木誠也(カブス):5年 8,500万ドル
- ダルビッシュ有(レンジャーズ):6年 6,000万ドル
※大谷選手はMLB 1年目は54万5000ドル(約6100万円)でした。これは25歳以下の国際アマチュア選手扱いのためです。今でこそ10年7億ドルですが(^_^;)
オリックスには70億円の譲渡金!過去の年俸を楽勝で回収
今回山本投手が移籍したポスティングシステムですが、オリックスへの譲渡金は5062万5000ドルとなります。
日本円だとざっと72億円ほど。
山本投手の年俸推移を見ても分かる通り、オリックスが支払った年俸の総額は7年間で13億円くらいです。
それでこの72億円という見返り。
まぁ逆に言えばオリックスの損失も大きい(先発投手の大黒柱を失う)わけですが、これで更にチーム力を高められるのでオリックス盤石の体制がこれからも長く続きそうです。
現日本人メジャーリーガーとしても年俸は2位
現在メジャーで活躍する日本人での比較ですが、まずは大谷さんが圧倒的。
ここは神の領域ですね(^_^;)
参考:大谷翔平 現在の年俸&時給116万円までの推移!トラウト、メッシ超え
その次に稼いでいるのがダルビッシュ有選手。
こちらは現在、パドレスと6年 1億800万ドルの契約です。
山本由伸投手はダルビッシュ投手以上の契約金額間違いなしですし、年俸換算した場合でもダルさん以上になるでしょう。
日本のプロ野球しか経験していないのにこれは本当にすごいことだと思います。