かつては歴史的な逸材とまで言われた藤浪晋太郎投手。
プロ入ってすぐに年俸1億円超えたものの、イップスや技術不足で急降下。
でもまさかのメジャー移籍で年俸も大復活しました。
そんな藤浪晋太郎投手の年俸推移、以下にわかりやすくご紹介していきます。
※年俸335万ドルなので、メッツの年俸ランキングではけっこう下位にはなります。
このページで分かること
2024年 藤浪晋太郎の年俸と現在までの推移
- プロ野球:1500万円(契約金1億円+出来高5000万円)➔4500万円➔8500万円➔1億7000万円➔1億6000万円➔1億2000万円➔8400万円➔6300万円➔6000万円➔4900万円
- メジャーリーグ:325万ドル(約4億1600万円)+出来高140万ドル(約1億8000万円)➔🆕335万ドル(メッツ)
阪神ドラ1からメッツまでの年俸推移表
西暦 | 年齢 4/12生まれ |
年俸 | この年の活躍、成績など |
2013年 ※ドラフト1位 ※阪神入団 |
19歳 | 1500万円💫 ※契約金1億円 +出来高5000万円 |
10勝6敗 防御率2.75 高卒で即10勝!新人特別賞に。 |
2014年 | 20歳 | 4500万円🆙 | 11勝8敗、防御率3.53 |
2015年 | 21歳 | 8500万円🆙 | 14勝7敗、防御率2.40、最多奪三振221個 ※但し与四球、死球も最多 |
2016年 | 22歳 | 1億7000万円🆙 | 7勝11敗、防御率3.25 |
2017年 | 23歳 | 1億6000万円⏬ | 先発登板11試合に減り、 3勝5敗、防御率4.12 |
2018年 | 24歳 | 1億2000万円⏬ | 5勝3敗、防御率5.32 |
2019年 | 25歳 | 8400万円⏬ | プロ入り後初めて開幕二軍 一軍では1試合のみ登板 |
2020年 | 26歳 | 6300万円⏬ | リリーフ含め24試合に登板 防御率4.01、WHIP1.45とイマイチ |
2021年 | 27歳 | 6000万円⏬ | 防御率5.21、WHIP1.80と更に悪化… |
2022年 | 28歳 | 4900万円⏬ | 3勝5敗、防御率3.38、WHIP1.19 |
2023年 ※アスレチックス ※オリオールズ |
29歳 | 325万ドル+出来高140万ドル ※日本円で約4.16億円+1.8億円 |
アスレチックスからオリオールズに移籍 年間成績は防御率7.18、WHIP1.49 |
2024年 ※メッツ |
30歳 | 335万ドル+出来高85万ドル ※日本円で約5億円+1.2億円 |
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藤浪晋太郎投手の場合、高校卒業からプロ3、4年目までは本当に凄かったですよね。
1年目でいきなりの10勝。
素材で言えば大谷翔平以上、と言われていただけあります。
そもそも契約金1億ですし、出来高分もしっかりゲットできていると思います。
そういう意味では初年度の年俸はもう全部込みで1億6500万円満額でもらっているでしょう。
そして24歳くらいからの低迷はご存知の通り…
イップスや技術不足などを言われ、最終的に年俸4,900万円。
但し、代理人ボラスと一緒にアスレチックスから契約を勝ち取り、NPB時代を大きく超える年俸4億円以上をゲットしています。
年俸3000万円UP! プロ1年目の大活躍
高卒新人ながら開幕3戦目で先発でプロ野球記録を更新!
しかも6回を3安打2失点(自責点1)に抑えました。
8/31にはシーズン10勝目を挙げ、セ・リーグで46年ぶり5人目の快挙。
ちなみに8月は4勝で防御率1.09というとんでない成績でした。
オフに3000万円アップで契約更新です。
年俸1億一気に突破!3年目のキャリアハイ
なんと3年連続で10勝をマークし、この年は最多奪三振221個を記録。
3年目の年俸8500万円から、一気に1億7000万円にアップです。
ここがプロ野球でのキャリアハイになろうと、誰が思ったでしょうか…
年俸4900万円まで落ちた9年目の成績
阪神の藤浪晋太郎投手が年俸4900万円(金額は推定)で契約更改をしました。6年連続ダウンに「クソッて思いもあります」と感情を爆発させて、来季の巻き返しへ、熱い思いを激白しました。#阪神#藤浪晋太郎#サンスポ大阪整理部
阪神情報はサンスポhttps://t.co/aKAV38Plo3 pic.twitter.com/zUcpddL3Ml— サンスポ大阪整理部 (@sanspooskseiri) December 8, 2021
- 21試合登板、3勝3敗、4ホールド
- 防御率5.21、WHIP1.80
年俸マックス1億7000万円からの6年連続でのダウンで、2022年は4900万円にまでなりました。
コントロールが悪くて置きに行った球を痛打されたり、もしくはデッドボール…
相手チームのファンからは藤浪に投げさせるな!という声も多かったここ最近。
戦力外や現役ドラフト、育成契約まで見えるようになってきた頃ですね(^_^;)
🇺🇸大逆転!4億以上年俸保証のアスレチックスへ
アスレチックス、藤浪晋太郎の獲得を発表 阪神から移籍、年俸4億超https://t.co/TBpZ1aGJuu
AP通信によると、年俸は325万ドル(約4億2000万円)。160キロ超の速球を武器とする藤浪は、大阪桐蔭高のエースとして2012年に甲子園大会で春夏連覇しました。
— 毎日新聞 (@mainichi) January 14, 2023
かつてのライバル、大谷翔平さんがMLBでMVPになるなど大活躍中。
遂に藤浪選手もポスティングでメジャーへ挑戦。
メジャーは年俸が高騰しつつありますが、アスレチックスで出来高含まずに年俸4億円以上で契約となりました!
具体的には【325万ドル+出来高140万ドル】
出来高払いの詳細
- 先発登板ボーナス
-5、8、10試合到達ごとに10万ドル
-13、18試合到達ごとに15万ドル
-22、25試合に到達するごとに20万ドル - リーグMVP受賞で10万ドル
-MVP得票2位で7万5000ドル、3位で5万ドル
※サイヤング賞の受賞、得票結果でも同じ額のボーナス - オールスター選出で5万ドル
- リーグ優勝決定シリーズMVPで5万ドル
- ワールドシリーズMVPで10万ドル
- ゴールドグラブ賞受賞で10万ドル
環境も逆転!地区優勝のオリオールズに移籍!
📰MLB🌎
オリオールズ・藤浪晋太郎がまた完璧救援!
これで6戦連続無失点と好調キープ
👉 https://t.co/S6xc1QdKhH✅ 移籍後は24試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率3.86と日に日に存在感を高めています💪#Birdland
🎦 @SPOTVNOW_JP pic.twitter.com/RjM7yo5WRh
— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) September 14, 2023
アスレチックスで中継ぎ転換してからちょっと良くなった藤浪投手。
そこでまさかの地区トップ、オリオールズにトレードが決まりました。
ラッチマンとバッテリーを組んで結果的にも割りと復活。
プレーオフのロースター入りはできませんでしたが、環境の大逆転があり、成績も好転したのは大きかったですね!
そしてメジャー1年目で地区優勝&シャンパンファイト!
2024年はまさかのメッツ入り!千賀さんと同僚
大富豪コーエンでおなじみの金満球団メッツ。
藤浪投手も2024年はまさかのメッツ入りとなりました!
年俸はけっこう安め(1年335万ドル+出来高)ですが、金額的には妥当でしょうか。
お金で容赦なく補強できるメッツなので、これはもしかしたらまた地区優勝を経験できるかもしれません。
そしてメッツにはエース級となった先発、千賀投手もいます。
これでまた日本人コンビ球団の誕生となりました!
藤浪&大谷の年俸推移を比較してみた。
西暦 | 藤浪晋太郎 | 大谷翔平 |
2013年 | 1500万円 ※契約金1億円+出来高5000万円 |
1500万円 ※契約金1億円+出来高5000万円 |
2014年 | 4500万円 | 3000万円 |
2015年 | 8500万円 | 1億円 |
2016年 | 1億7000万円 | 2億円 |
2017年 | 1億6000万円 | 2億7000万円 |
2018年 | 1億2000万円 | 54万5000ドル(約6100万円) ※エンゼルス |
2019年 | 8400万円 | 65万5000ドル(約7860万円) |
2020年 | 6300万円 | 70万ドル(約7700万円) |
2021年 | 6000万円 | 300万ドル(約3億1000万円) |
2022年 | 4900万円 | 550万ドル(約5億7000万円) |
2023年 | 325万ドル+出来高140万ドル ※日本円で約4.16億円+1.8億円 |
3000万ドル(約43億円) |
2024年 | 335万ドル+出来高85万ドル ※日本円で約5億円+1.25億円 |
10年7億ドルでドジャース入り。 年俸換算7000万ドル≒101億円相当 |
2012年に甲子園を湧かせ、共にドラフト1位で指名された藤浪晋太郎&大谷翔平。
※藤浪選手は4球団競合、大谷選手は日ハムの一本釣り
この二人の年俸推移を比較してみました。
プロ1年目の成績だけ見たら藤浪選手が圧倒していますが、2年目、3年目以降は完全に大谷選手ですね。
年俸の上がり方も大谷選手のほうが凄かったです。
そしてメジャーに行ってからの活躍も別次元であり、年俸はもう比較すらできないレベルになってます(^_^;)
※エンゼルス入りの時は25歳ルールのせいで一時的に年俸を大きく下げましたが。
藤浪投手がどうこうではなく、大谷選手が異次元過ぎます…
参考記事:大谷翔平 年俸とその推移がエグい!時給116万円でトラウト、メッシ超え
同じく2012年ドラフト1位の選手は…
藤浪選手の外れ1位指名の選手もいましたが、この年のドラ1は現状こんな感じです。
もうみなさんベテランの域ですが、3億4億稼いでいる方もおられます。
そして4選手が現役引退済みなんですよね…。
- 白崎浩之➔現役引退(最終2020年)
- 松永昂大➔現役引退(最終2020年)
- 森雄大➔現役引退(最終2018年)
- 高橋大樹➔現役引退(最終2020年)
- 菅野智之➔当然巨人一本で年俸4億円
- 増田達至➔ヤクルトで3億円
- 石山泰稚➔ヤクルトで1億5000万円
- 東浜巨➔ソフトバンク一筋で年俸1億5000万円
- 福谷浩司➔中日一筋 年俸2200万円
※年俸は2024年シーズン