2023年には地区2位ながらもワールドチャンピオンになったテキサス・レンジャーズ!
スーパースターレベルの有名選手を複数契約しており、チーム総年俸はけっこう高いです。
各選手の年俸を見るのが楽しくなるくらいですね!
ポイント
- レンジャーズの2024年チーム総年俸はMLB全体で7位でした!
- 2年連続での贅沢税発生となり、少額ですが400万ドルの課税になりそう
- 2024年の成績はア・リーグ西地区3位
- 高額年俸の選手が多く、ベスト3はシャーザー、デグロム、コーリー・シーガー!

このページで分かること
テキサス・レンジャーズの選手年俸ランキング
平均年俸ランキングTOP5
- ジェイコブ・デグロム:3,700万ドル
- コーリー・シーガー:3,250万ドル
- マーカス・セミエン:2,500万ドル
- ネイサン・イオバルディ:2,500万ドル
- ジョック・ピーダーソン:1,850万ドル
2025年 レンジャーズの選手年俸ランキング表
※更新日:2025/1/29
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | ジェイコブ・デグロム 5年1億8500万ドル |
3,700万ドル | 55.50億円 | 2028年オフ |
2位 | コーリー・シーガー 10年3億2500万ドル |
3,250万ドル | 48.75億円 | 2031年オフ |
3位 | マーカス・セミエン 7年1億7500万ドル |
2,500万ドル | 37.50億円 | 2028年オフ |
4位 | ネイサン・イオバルディ 3年7500万ドル |
2,500万ドル | 37.50億円 | 2027年オフ |
5位 | ジョック・ピーダーソン 2年3700万ドル |
1,850万ドル | 27.75億円 | 2027年オフ |
6位 | ジョン・グレイ 4年5600万ドル |
1,400万ドル | 21.00億円 | 2025年オフ |
7位 | タイラー・マール 2年2200万ドル |
1,100万ドル | 16.50億円 | 2025年オフ |
8位 | アドリス・ガルシア | 700万ドル | 10.50億円 | 2026年オフ |
9位 | カイル・ヒガシオカ | 675万ドル | 10.13億円 | 2027年オフ |
10位 | クリス・マーティン | 550万ドル | 8.25億円 | 2025年オフ |
11位 | レオディ・タベラス | 475万ドル | 7.13億円 | 2027年オフ |
12位 | ジョナ・ハイム | 458万ドル | 6.87億円 | 2026年オフ |
13位 | デイン・ダニング | 266万ドル | 3.99億円 | 2026年オフ |
14位 | ホビー・ミルナー | 250万ドル | 3.75億円 | 2025年オフ |
15位 | ショーン・アームストロング | 125万ドル | 1.88億円 | 2025年オフ |
16位 | ジェイコブ・ウェッブ | 125万ドル | 1.88億円 | 2026年オフ |
17位 | ジョシュ・スボルツ | 110万ドル | 1.65億円 | 2026年オフ |
年俸100万ドル以下
- ジェイク・バーガー
- ジェイコブ・ラッツ
- ロバート・ガルシア
- コール・ウィン
- ジョナサン・オルネラス
- ジョシュ・ジャン
- ジョシュ・H・スミス
- コーディ・ブラッドフォード
- ダスティン・ハリス
- マーク・チャーチ
- ジャスティン・フォスキュー
- エヴァン・カーター
- ジャック・ライター
- クマール・ロッカー
- ダニエル・ロバート
- ガーソン・ガラビト
- エゼキエル・デュラン
- ワイアット・ラングフォード
- ウォルター・ペニントン
- ホセ・コルニエル
- ウィンストン・サントス
- エミリアーノ・テオド
- ルイス・クルベロ
2024年オフでFAとなった選手たち
選手名 年齢・ポジション |
2024年の年俸 (平均年俸) |
残留オプションや FA後のチーム、年俸など |
マックス・シャーザー 41歳・先発投手 |
4,333万ドル | ⇒ブルージェイズと契約 1年1550万ドル |
ネイサン・イオバルディ 35歳・先発投手 |
1,800万ドル | 選手オプション破棄でFA 3年7500万ドルで再契約! 年俸2,500万ドルに |
アンドリュー・ヒーニー 33歳・先発投手 |
1,250万ドル | 未定 |
デビッド・ロバートソン 39歳・投手 |
1,150万ドル | 相互オプション破棄でFA |
アンドリュー・チャフィン 35歳・投手 |
475万ドル | 球団オプション破棄でFA |
カービー・イエーツ 38歳・投手 |
450万ドル | ⇒ドジャースと契約 1年1300万ドル |
ホセ・ルクレール 30歳・投手 |
438万ドル | 未定 |
カーソン・ケリー 31歳・キャッチャー |
350万ドル | →カブスと契約! 2年1150万ドル |
ホセ・ウレーニャ 34歳・投手 |
175万ドル | 未定 |
トラヴィス・ヤンコウスキー 34歳・外野手 |
170万ドル | 未定 |
年俸1位はジェイコブ・デグロム(3,700万ドル)
デグロムもメッツ組ですが、こちらはオプトアウトの権利を行使してレンジャースに来ました。
5年総額1億8500万ドルの契約です。
ただ1年目の2023年は6試合に登板してIL入り、2度目となるトミー・ジョン手術を受けて全休に。
2024年も3試合の登板で終わっています。
新人王、そしてサイ・ヤング賞2回受賞(18年19年)の投手だけに、2025年からの復活&無双が期待されます。
というか、そうじゃないと不良債権…

年俸2位にコーリー・シーガー(3,250万ドル)
ドジャースで7年、そして2022年からレンジャースに来たコーリー・シーガー
10年総額3億2500万ドルの契約というビッグディールでしたね!
これはヤンキースのスタントンと同じMLB史上6番目の高額契約でした。
リーグMVPの経験こそありませんが、新人王やワールドシリーズMVP2回にも輝いています。
下半身の強さと粘りを感じさせる凄いスイングで、2023年には打率.327、ホームラン33本でOPSも1.013をたたき出しました。
※2024年:打率.278、HR30本、OPS.864

テキサス・レンジャーズにいた日本人は?ダルビッシュ有!
ダルビッシュ有は2011年にレンジャーズと契約。メジャー1年目では新人賞の投票では3位を記録!!2年目ではア・リーグ最多277奪三振を記録し、サイヤング賞投票では2位にランクインした!https://t.co/dmnoObodQ5#レンジャーズ #21世紀オールスター pic.twitter.com/ABnEqj9Q0C
— MLB Japan (@MLBJapan) February 11, 2017
レンジャーズにいた日本人と言えばダルビッシュ有投手です!
日本ハムファイターズからMLBに渡って最初に契約したチームであり、契約金は6年総額6000万ドルでした。
※厳密にいえば6年5600万ドル+出来高400万ドル
つまり年俸は1000万ドル!
2年目には防御率2.83で、最多奪三振(277個)も記録していますよ。
しかもサイヤング賞の投票で2位!
ちなみにその後はドジャース⇒カブス⇒パドレスです。

他には以下7人の日本人選手も在籍していました!
- 伊良部秀輝(2002年)
- 大塚晶則(2006~2007年)
- 福盛和男(2008年)
- 建山義紀(2011~2012年)
- 上原浩治(2012年)
- 藤川球児(2015年)
- 有原航平(2021~2022年)
【直近5年】レンジャーズのチーム総年俸や贅沢税、順位などの動向
西暦 | 贅沢税対象となる 支払い給与総額 |
贅沢税 | MLB全球団 チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ア・西地区 |
2024年 | 2億6845万ドル | 1080万ドル | 5位 | 3位 |
2023年 | 2億4213万ドル | 182万ドル | 8位 | 2位 WS制覇 |
2022年 | 1億6050万ドル | ー | 17位 | 4位 |
2021年 | 1億1130万ドル | ー | 20位 | 5位 (最下位) |
2020年 | 1億7155万ドル | ー | 14位 | 5位 (最下位) |
ちょっと前までチーム総年俸はメジャー全体でも真ん中くらいでした。
ですが2023年から8番目となり贅沢税も発生。
と同時に地区2位、ワールドシリーズまで制覇してしまったんですよね!
ただもう少しうまくやればコスパの良い選手で地区優勝も毎年狙えると思います。
2025年以降も贅沢税を厭わずにいい補強をして、強いレンジャーズが見たいものです。
ぜひアストロズの牙城を崩していただきたい!
24シーズンの地区順位
- アストロズ:88勝/73敗
- マリナーズ:85/77
- レンジャーズ:78/84
- アスレチックス:69/93
- エンゼルス:63/99

参考:アストロズ 年俸ランキング一覧!年俸総額と贅沢税についても
TEX 2024年の贅沢税は2年連続発生
レンジャーズは2023年にちょっとだけ贅沢税が発生。
2024年も贅沢税発生となりましたが、2年連続なので税率がちょっとアップ。
それにより約1080万ドルの課税となっています!
※閾値が2億3700万ドルに対して、贅沢税の対象となる支払い総額が2億6845万ドル
レンジャーズの地区優勝やプレーオフの歴史
久しく地区優勝は見れていませんが、一番最近だと2015年2016年の連覇、さらには2010年、11年にも連覇しているんですよね!
ただワールドシリーズの制覇には至りませんでした。
でも2023年に下剋上でワールドシリーズ優勝をしています。
プレーオフで強いレンジャーズが見たいですね!
- 地区優勝:1996、1998、1999、2010、2011、2015、2016
- ワールドシリーズ制覇:2023
※2021年に102敗で最下位だったのに2年でチャンピオンリングをゲット!
THE TEXAS RANGERS ARE WORLD SERIES CHAMPIONS pic.twitter.com/btsYCFX4pR
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) November 2, 2023
参考:MLB ポストシーズン(プレーオフ)の仕組み、結果など
