菅野 智之投手、オリオールズへようこそ!
Welcome to the O’s, Tomoyuki! pic.twitter.com/MghW5OIpIF
— Baltimore Orioles (@Orioles) December 17, 2024
ここ2年、ア・リーグ東地区で優勝、2位と躍進しているオリオールズ。
2025年はFAで抜ける選手によっては厳しいかな…という感じもしますが、基本的に総年俸は抑え気味のチームです。
各選手の年俸ランキングやチーム総年俸を過去まで振り返ってデータをまとめました。
最新の年俸情報含め、MLBを一層楽しむためにぜひ目を通してみてくださいね!
ポイント
- オリオールズの総年俸は毎年かなり低いです!
-30球団中、ワーストの1割に入るくらい - でもここ2年は地区優勝&2位という成績
- 2025年の年俸は、タイラー・オニール、チャーリー・モートン、ザック・エフリン、菅野の4人が1000万ドル超え
- 注目選手としては、新人王2位、オールMLBファーストチーム入りもした捕手・アドリー・ラッチマン
このページで分かること
オリオールズの選手年俸ランキング
- タイラー・オニール:1,650万ドル(24.75億円)
- ザック・エフリン:1,333万ドル(20.00億円)
- チャーリー・モートン:1,500万ドル(22.50億円)
- 菅野智之:1,300万ドル(19.50億円)
- ゲイリー・サンチェス:850万ドル(12.75億円)
2025年最新!選手年俸ランキング一覧表
※更新:2025/1/8
年俸 順位 |
選手名 | 2025年 年俸 契約金額÷契約年数 |
日本円換算 1ドル150円 |
FA年 |
1位 | タイラー・オニール 3年4950万ドル |
1,650万ドル | 24.75億円 | 2027年オフ |
2位 | チャーリー・モートン 単年契約 |
1,500万ドル | 22.50億円 | 2025年オフ |
3位 | ザック・エフリン 3年4000万ドル |
1,333万ドル | 20.00億円 | 2025年オフ |
4位 | 菅野智之 単年契約 |
1,300万ドル | 19.50億円 | 2025年オフ |
5位 | ゲイリー・サンチェス | 850万ドル | 12.75億円 | 2025年オフ |
6位 | セドリック・マリンズ | 842万ドル | 12.63億円 | 2025年オフ |
7位 | セラントニー・ドミンゲス | 800万ドル | 12.00億円 | 2025年オフ |
8位 | ライアン・マウントキャッスル | 600万ドル | 9.00億円 | 2026年オフ |
9位 | グレゴリー・ソト | 582万ドル | 8.73億円 | 2025年オフ |
10位 | アドリー・ラッチマン | 501万ドル | 7.52億円 | 2027年オフ |
11位 | ラモン・ウリアス | 441万ドル | 6.62億円 | 2026年オフ |
12位 | ライアン・オハーン | 650万ドル | 9.75億円 | 2025年オフ |
13位 | カイル・ブラディッシュ | 322万ドル | 4.83億円 | 2028年オフ |
14位 | ディーン・クレマー | 322万ドル | 4.83億円 | 2027年オフ |
15位 | ホルヘ・マテオ | 295万ドル | 4.43億円 | 2025年オフ |
16位 | トレバー・ロジャース | 275万ドル | 4.13億円 | 2026年オフ |
17位 | キーガン・エイキン | 217万ドル | 3.26億円 | 2026年オフ |
18位 | タイラー・ウェルズ | 201万ドル | 3.02億円 | 2027年オフ |
19位 | シオネル・ペレス | 120万ドル | 1.80億円 | 2026年オフ |
20位 | エマニュエル・リベラ | 100万ドル | 1.50億円 | 2027年オフ |
フェリックス・バウティスタ | 100万ドル | 1.50億円 | 2027年オフ |
以下は全て年俸80万ドルの選手
- アルバート・スアレス
- ダズ・キャメロン
- リヴァン・ソト
- ブライアン・ベイカー
- ブレイク・ハント
- グレイソン・ロドリゲス
- コリン・セルビー
- ルイス・ゴンザレス
- グンナー・ヘンダーソン
- ケイド・ストロウド
- イェニエル・カノ
- ヘストン・キエルスタッド
- ジョーダン・ウェストバーグ
- コビー・メイヨー
- ブランドン・ヤング
- ルネ・ピント
- コルトン・カウザー
- ケイド・ポヴィッチ
- チェイス・マクダーモット
- ジャクソン・ホリデイ
チャーリー・モートンが新加入で年俸2位
2024年オフ時点で41歳のチャーリー・モートン投手!
2002年のMLBドラフト3巡目で指名されブレーブスと契約。
デビュー翌年にパイレーツにトレードされ、その後はフィリーズ、アストロズ、レイズ、そして2021年に年俸2000万ドルでブレーブスに帰ってきました!
と思ったらFAでオリオールズと契約。
防御率は3点台後半から4点台前半。
21年と23年には14勝を挙げており、年齢の割にはまだまだいけますね!
将来の高額年俸確定!ラッチマン
2019年のMLBドラフト1巡目(全体1位)で契約したアドリー・ラッチマン。
2022年のMLBデビューからレギュラー捕手として活躍しています。
新人王投票でも惜しくも2位でした。
※この時の投票結果
- フリオ・ロドリゲス(SEA):148P
- アドリー・ラッチマン(BAL):68P
- スティーブン・クワン(CLE):44P
2023年にはシルバースラッガー賞、さらにはオールMLBチームのファーストチームにも選ばれるなど、若くして成功中の選出ですね!
24年オフでFAとなった選手たちとその後
選手名 年齢・ポジション |
2024年の年俸 (平均年俸) |
残留オプションや FA後のチーム、年俸など |
コービン・バーンズ 30歳・先発投手 |
1564万ドル | ⇒ダイヤモンドバックスと契約 6年総額2億1000万ドル |
アンソニー・サンタンデア 30歳・外野/DH |
1170万ドル | ⇒ブルージェイズと契約 5年9250万ドル |
ジェームス・マッキャン 34歳・キャッチャー |
250万ドル | 未定 |
バーチ・スミス 35歳・投手 |
318万ドル | 未定 |
オースティン・スレイター 32歳・外野手 |
247万ドル | 未定 |
ジョン・ミーンズ 32歳・先発投手 |
333万ドル | ⇒ホワイトソックスと契約 1年175万ドル+出来高50万ドル |
ダニー・クーロム 35歳・投手 |
230万ドル | 球団オプション破棄 |
過去5年間のオリオールズ総年俸と順位・成績など
西暦 | 贅沢税対象となる チーム年俸総額 |
贅沢税 | MLB全球団 チーム年俸総額 ランキング |
シーズン結果 ※ア・東地区 |
プレーオフ |
2024年 | 1億3113万ドル | - | 23位 | 2位 | 初戦敗退 |
2023年 | 8941万ドル | - | 29位 | 優勝 | 初戦敗退 |
2022年 | 8290万ドル | - | 28位 | 4位 | - |
2021年 | 7635万ドル | - | 28位 | 5位 | - |
2020年 | 7952万ドル | - | 29位 | 4位 | - |
ご覧の通り、オリオールズのチーム総年俸は本当に安いです。
MLB全体で30球団ありますが、もう毎年最下位に近いレベルに抑えられていますからね…
贅沢税が発生する可能性は今後もゼロでしょう。
これでじゃあ強いわけがない!って感じですが、ここ2年は地区優勝、さらには2位にもなっています。
これはある意味奇跡的ではないでしょうか。
年俸の支払い覚悟で補強したというより、チーム内で良い選手が育ってきた、出てきた程度です。
プレーオフに行ってもすぐに負けちゃったのが悲しいです…
ア・リーグ東地区2024順位、総年俸比較
この地区であれば年俸の高さで注目なのがヤンキースですよね(^-^;
毎年、MLB全体でも1-3位のチーム総年俸で贅沢税も惜しみなく払っているイメージです。
逆に言えば、よくヤンキース相手に頑張っているな~という感じです。